※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

家族の健康のために“無理なくできること”を続ける

「子どもたちが大きくなってきたので、朝は以前と比べてずいぶん楽になりました」

そう話すAYUMIさんは現在、中学校1年生の息子と小学校4年生の娘の母親。

最近では、娘が台所に立ってオムレツをつくる朝もあるそうですが、やることはまだまだたくさん。

家族の朝食づくり、掃除、洗濯……。起きてからは常にフル稼働です。

「毎朝、子どもたちが『おなかが空いた！』といって起きてくるんです。朝ごはんはフルーツ、ごはんかパン、お味噌汁、卵料理といったシンプルなものですが、栄養のバランスを考えて出すようにしています」

06:00｜日めくりカレンダーをめくり手を合わせる

毎朝めくるカレンダーはふたつ。

「ひとつは亡くなった父親が使っていたものなので、親からの温かいメッセージを受け取る気持ちでめくります」

白檀の香りのお線香を焚いて、感謝しながら手を合わせる。

もうひとつは服部みれいさんによるもの。

「毎日、暮らしや心の持ち方にヒントをもらっています」

06:30｜白湯を沸かしながら足裏マッサージ

毎朝、白湯をコップに1杯飲み、残りはポットに入れてお茶に。

お湯を沸かしている間、ツボ押しグッズで足裏を刺激。

「本当は外でウォーキングをしたり、ゆっくりマッサージやストレッチをしたいのですが、そこまで時間がないので、家事の合間の“ながら”マッサージ。血流促進、冷え対策が目的です」

06:40｜朝食用のパンはまとめてつくって冷凍

「ホシノ天然酵母パン種」を使った自家製パンは、時間があるときにつくって冷凍保存しておく。

食感もよく、飽きのこない素朴なおいしさ。

「オムレツなど、好きなものをのせて食べてもいいし、フレンチトーストにしてもいい。バターや牛乳を使わないシンプルなパンなので、なんにでも合います」

07:20｜体調に合わせて朝食をアレンジ

家族にはしっかりとした朝食を出す一方、AYUMIさん自身は「体の声を聞いて、おなかが空いていないときは無理に食べないようにしています」

そんなときは酵素ジュース、もしくはお茶を発酵させたコンブチャだけですます。

「時間があるときは果物と葉野菜を使ったスムージーをつくります」

07:40｜茶碗洗いはアクリルたわしで

時間が空いたときにつくっておくのが、アクリル毛糸で編むたわし。

サイズもちょうどよく、手にもしっかりフィットする。

「汚れが落としやすいし、すぐにへたることもありません。油もの以外は洗剤を使わずにすむので、洗いものの時間短縮にもなっていると思います。忙しい朝の頼もしい助っ人です」

08:00｜ルンバをかけながら2階を掃除機かけ

洗いもの開始と同時に、1階にあるルンバを起動。その間に、2階や階段を掃除機がけする。

「掃除の時間が半分になりました。ルンバのスイッチを決まった時間に入れることで、毎朝の掃除のリズムもできるように」

時間があるときは、アロマオイルを垂らした水で雑巾を濡らし拭き掃除も。

〈撮影／公文美和　取材・文／嶌 陽子　ヘアメイク／高野智子〉

AYUMI（あゆみ）
数々のファッション誌や広告などで活躍。自然体でセンスあふれる暮らしや食生活も注目されている。著書に『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』（主婦と生活社）など。