(天然生活2021年8月号掲載)
引田かおりさんがシンプルにした家事5つ
シンプルにした家事01
夕ごはんにパン食も

「つくればつくるほど進化している」というサラダは食卓の定番。今晩のおかずは十八番のささ身フライ
主食はお米中心ですが、コロナ禍で夕食にパンという機会も増えました。
「一日中家にいるから、朝も昼もしっかりいただきます。だから夜はサラダと何かおかずと、あとはパンで軽めにということも。ごはんは炊いた量を1回で食べきれないのも気にかかり……」
食卓にコンロと網をスタンバイさせ、焼きたてを逃がさない工夫も。
シンプルにした家事02
玄関掃除は、じかぶきからモップがけに

外階段用に使っていたモップを「玄関掃除にもいいかも」と使うように
「カーリン家事」の代名詞だった、キッチンペーパーを使っての玄関ふき掃除の習慣。毎日という頻度は変わりませんが、ツールはモップに更新。
立ったまま掃除ができるから楽。いままでは省略していた下駄箱の下など、玄関全体をふけて気持ちよさは倍増。
「たった数分のことだからぜひ。玄関がきれいだと本当に気持ちいいですよ」

「MQ・Duotex」を愛用。極細の繊維が汚れを残さずキャッチしてくれる
シンプルにした家事03
味つけは各自食卓で

自家製の山椒漬けや、イタリアの調合塩など、素材を際立たせる精鋭の調味料たち
食事のときは、トレイにオリーブオイルや、塩、こしょうなどを並べて食卓にセット。料理は薄味に仕上げて、各自が食卓で調整というスタイルに落ち着きました。
「しょっぱすぎると取り返しがつかないじゃない?」。料理自体もシンプルに。
「旬の食材をおいしく食べたいので、ややこしくしないほうがおいしいと思っています」
〈撮影/濱津和貴 取材・文/鈴木麻子〉
引田かおり(ひきた・かおり)
夫の引田ターセンとともに、東京・吉祥寺で「ギャラリーfève」とパン屋「ダンディゾン」を営む。『日々更新。 風通しよく年を重ねていくこと 』(ポプラ社)など著書多数。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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