• 朝から夜まで家事に追われてしまうなら、思い切ってひとつやめたり、見直したりして、シンプルな家時間の過ごし方を考えてみませんか。手芸デザイナー・西山眞砂子さんに、移り住んだ新しい暮らしでのシンプルな家事のルール5つを教えていただきました。
    (天然生活2021年8月号掲載)

    西山眞砂子さんがシンプルにした家事5つ

    シンプルにした家事01
    ミシンと裁縫道具を出すだけ。収納棚がたちまちアトリエに

    画像: 1階はリビング、キッチンとバスルーム、2階は2室。コンパクトな空間を上手に生かして、豊かに暮らす

    1階はリビング、キッチンとバスルーム、2階は2室。コンパクトな空間を上手に生かして、豊かに暮らす

    家の中にアトリエはつくらず、お針仕事はいつもリビングで。収納棚をミシン台にし、ダイニングテーブルに生地を広げて、アイロンもここで。作業が終われば収納棚にしまって片づけ完了。

    「その都度しまうことで散らからず、オンオフも切り替わります。生地は好きなものばかりなので、使いきる。だからストックも増えないんです」

    シンプルにした家事02
    ボックスに仕分けて探す手間をなくす

    画像: 収納棚の奥行きは32cm、高さは73cm。幅4mでも圧迫感なし

    収納棚の奥行きは32cm、高さは73cm。幅4mでも圧迫感なし

    爪切りやガムテープなど、細々とした日用品は用途別に仕分けて無印良品のボックスに収納。ボックスごとに出し入れできて整理整頓も楽。きっちり収まるように寸法に合わせて収納棚をつくってもらった。

    「夫の家時間も長くなったので、ひと目でわかるようにしたかったんです。補充が必要なものも把握できて便利です」

    画像: スポンジとモップ用シートは袋から出してボックスに。量が一目瞭然

    スポンジとモップ用シートは袋から出してボックスに。量が一目瞭然

    シンプルにした家事03
    クローゼットに衣類を集約。今日着る服に迷わない

    画像: 季節で分けず衣類を集約し、入れ替えの手間をなくす。下着はバスルームに収納

    季節で分けず衣類を集約し、入れ替えの手間をなくす。下着はバスルームに収納

    寝室のクローゼットに夫婦の衣類を集約。引き出しを使わず、ハンガーラックとオープン棚で可視化。ベレー帽は吊るして並べ選びやすく。

    「着ないままの服がなくなって、毎日のコーディネートがスムーズになりました」。シーツやバッグは無印良品のエコバッグに入れて下段に。上段のバンカーボックスは生地のストック。



    〈撮影/津久井珠美 取材・文/宮下亜紀〉

    西山眞砂子(にしやま・まさこ)
    手仕事のあとが感じられる布小物をつくり、「CHECK&STRIPE」などでレッスン。著書に『旅するお針仕事』(主婦の友社)など。
    インスタグラム@patch_stella

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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