• 料理研究家の松田美智子さんにもやしのカレーマリネのつくり方を教えていただきました。できたてもおいしいですが、時間が経って味がしみこむと、なおおいしいマリネ。多めにつくって冷蔵庫に入れておけば、一品ほしいというときに重宝します。

    もやしの下処理

    もやしは洗って水につけ、ひげと芽を取る。

    ※ひげを取ると食感がよい。

    画像: もやしの下処理

    もやしのカレーマリネのつくり方

    画像: もやしのカレーマリネのつくり方

    カレー粉の辛味、三温糖の甘味を加減しながら、好みの味を見つけてください。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● もやし1袋
    ● 塩小さじ1/2
    ● 水1カップ
    ● カレー粉大さじ1
    ● 三温糖大さじ1
    ● 酒大さじ1
    ● 薄口しょうゆ小さじ1
    ● 米酢大さじ2

    つくり方

     大きめのボウルに下処理をしたもやしを入れる。

     鍋に水を沸かし、三温糖、塩を加えてよく混ぜる。薄口しょうゆ、酢を加えたら火を止める。味をみて三温糖と塩で味をととのえたら、カレー粉を加える。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     を回しかけ、15~30分おいて味をなじませる。しんなりしたら器に盛る。

    画像3: つくり方

    もやしのこと

    画像1: もやしのこと

    シャキシャキとした食感の「もやし」。本来もやしとは、種子を水に浸して日光を遮断し、発芽させた若芽の総称。もっとも一般的なもやしは緑豆を発芽させた「緑豆もやし」、大豆を発芽させた「豆もやし」、ケツルアズキを発芽させた「ブラックマッペ」です。

    緑豆もやしは国内では約9割を占め、やや太めで、くせのない味。大豆がついたまま食す豆もやしは独特の味と食感が人気です。ブラックマッペは細めで、ほのかな甘味があり、しっかりした食感が特徴です。

    もやしはビタミンB群やビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているのに低カロリー。手に入りやすい食材ですので、いろいろな調理法を知っておくと便利です。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

    画像2: もやしのこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: もやしのカレーマリネ|松田美智子の季節の仕事

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