• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、レシピがいらないほど簡単でおいしい「焼きスナップえんどう」のお話。

    シンプルだけどおいしい

    旬を迎えるスナップえんどうの一番お気に入りの食べ方は「そのまま焼いて食べる」です。

    今の時季から6月くらいまで、スナップえんどうはぷっくりとみずみずしく、野菜コーナーにたくさん出回ります。

    ゆでたスナップえんどうにマヨネーズをつけて食べるのが定番中の定番だと思いますが、、私はゆでずに生のまま軽く焼いていただきます。

    材料 (つくりやすい分量)

    画像: これが一番おいしいと思う食べ方「焼きスナップえんどう」|本多理恵子「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

    ・スナップえんどう………10~12本
    ・オリーブオイル…………小さじ2
    ・塩…………………………ひとつまみ

    まず洗って筋をとったらオリーブオイルを敷いたフライパンに並べ、そのまま強めの中火で両面をさっと焼きます。

    画像: 筋をとる

    筋をとる

    少し焼き色がつくくらいがおすすめです。

    仕上げに少量の塩をふりかけたら完成。

    画像: 塩をぱらぱらとふりかける

    塩をぱらぱらとふりかける

    余熱でさらにやわらかくなるので、少し早めにフライパンからお皿に取り出してください。

    シャキシャキとした食感を残し甘さが最大限に引き出されたスナップえんどうは、おつまみ感覚でポリポリと何個でも食べられてしまいます。

    鮮やかな緑は、お弁当の彩りにも

    画像: 鮮やかな緑は、お弁当の彩りにも

    お弁当の彩りにもおすすめで、よく私は卵焼き器の片隅で2、3本だけ焼いて「緑」の役割をお願いしていました。

    炒める際に油を使っているので発色もよく、スナップえんどうに含まれている栄養素も油と一緒に摂ることで吸収率が上がります。

    春から夏への代表的なお野菜ですので、この機会にぜひお試しください。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
    インスタグラム:@cafe.rietta
    ボイシー:@cafe.rietta
    https://ameblo.jp/caferietta/

    * * *

    『50歳からのひとりごはん 少量・手抜き料理で生きていく!』(本多理恵子・著/集英社・刊)|amazon.co.jp

    『50歳からのひとりごはん 少量・手抜き料理で生きていく!』(本多理恵子・著/集英社・刊)

    『50歳からのひとりごはん 少量・手抜き料理で生きていく!』(本多理恵子・著/集英社・刊)|amazon.co.jp

    amazonで見る



    This article is a sponsored article by
    ''.