• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、コチュジャンの新たな楽しみ方「コチュジャントースト」のお話。

    新たなコチュジャンの使い道

    コチュジャンというと、「焼肉に添える調味料」くらいしか思い浮かばないという方も多いと思います。

    しかし私は自家製するほど身近な調味料として愛用しています。

    画像: 新たなコチュジャンの使い道

    「何に使うの?」と聞かれることもありますが、炒め物や鍋の味付けはもちろん、ごはんに混ぜたコチュジャンごはんや、パンに塗って焼いたコチュジャントーストをよくつくります。

    特にパンに塗るというと大抵の方は驚きます。

    しかし、コチュジャンは味噌をベースにしているので焦げ目をつけると香ばしくておいしいのです。

    コチュジャントーストのつくり方

    画像: コチュジャントーストのつくり方

    材料は3つだけ

    画像: 材料は食パン、コチュジャン、バターだけ

    材料は食パン、コチュジャン、バターだけ

    つくり方はいたって簡単。

    食パンにたっぷりとバターを塗り、その上からコチュジャンを塗って焦げ目がつくまでトーストするだけです。

    画像1: 材料は3つだけ
    画像: 香ばしいいい香り

    香ばしいいい香り

    使うパンは食パンがスタンダードですが、バゲットでつくればちょっとしたおもてなしのオードブルにもなります。

    この場合、じっくり焼いて「ラスク」状にしておくと冷めてもおいしく、クラッカーのように手軽に食べることができます。

    バゲットはスライスしたらレンジで1分ほど加熱して水分を飛ばします。

    その後はトーストと同じようにバターとコチュジャンを塗り、低温(130℃くらい)のトースターで15分ほどじっくり焼いたら完成です。

    画像2: 材料は3つだけ

    また、市販のコチュジャンを買うときはなるべくニンニクが入っていない物の方が使いやすいと思います。にんにくは調理するときにお好みで加えることができますから。

    買ったけど使い道が思い浮かばないコチュジャンがお手元にありましたら、パンに合わせるこのレシピを試してみてください。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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