台所は暮らしの中心です。そして、毎日の幸せはここから生まれます。家族の健康を支えたり、人と時間を共有したり、自分の楽しみを見つけたり。笑顔があふれる台所に立つ、群言堂・松場奈緒子さんのストーリーを紹介します。
(『天然生活』2020年9月号掲載)
(『天然生活』2020年9月号掲載)
台所仕事を助ける松場さんの愛用アイテム
子どもたちの踏み台

アンティーク好きの夫が見つけてきた古道具。
奈々ちゃんでもこれに乗ればシンクに手が届いて、お手伝いに参加できる。
7人家族用の大きなやかん

毎朝、大きなやかんでお茶をつくるのが日課。
夏は麦茶を煮出してやかんごと井戸水を出しっ放しにして冷やし、子どもたちの水筒に。
藍染めの土鍋用カバー

ふとんのようにふっくら厚い保温カバー。煮立ったら鍋にかぶせて。
煮物のみならず甘酒づくりにも使えて、電力と時間の節約になる。
<撮影/森本菜穂子 取材・文/宮下亜紀>
松場奈緒子(まつば・なおこ)
文化服装学院卒業。現在、両親が創設した石見銀山生活文化研究所で「群言堂」に勤める。島根・大森町の子育て支援サークル「森のどんぐりクラブ」で放課後子ども教室も運営。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです