台所は暮らしの中心です。そして、毎日の幸せはここから生まれます。家族の健康を支えたり、人と時間を共有したり、自分の楽しみを見つけたり。今回は、矢野直子さんの笑顔あふれる台所を拝見します。
(『天然生活』2020年9月号掲載)
(『天然生活』2020年9月号掲載)
2 引き出し

深い引き出しには立てる収納が便利
シンク下の深い引き出しにはラップ類やキッチンペーパーなどを立てて収納。
帆布のビニール袋入れは深さに合わせて手づくり。ごみ箱もこの中。

カトラリーや箸は引き出しの最上段に。
さまざまなサイズがある「無印良品」のケースを上手に組み合わせて、見やすく、取り出しやすく並べている。

キッチンクロスのコーナー。
自身がスペイン・バスク地方で見つけ「Found MUJI」で販売が始まったものも含め、国内外のさまざまな布が集まった。
3 シンクまわり

キッチンクロスを挟んでいる木製クリップは、シンク横のタイル壁に両面テープで貼り付けただけ。
手ふき用、食器ふき用ともすぐ手に取れる。

こまごましたものは「無印良品」のケースに
小さなケースに掃除道具と、ペットボトルのふたを入れて。
「リサイクルするとワクチンを寄付できるそうで、マンション全体で集めているんです」
4 万能スツール

「無印良品」のバケツ型スツールは、座ってひと休みしたり、高い場所にあるものを取る際の踏み台にしたりと大活躍。
中にはシュレッダーを収納。
<撮影/尾原深水 取材・文/嶌 陽子 イラスト/須山奈津希>
矢野直子(やの・なおこ)
「無印良品」の仕事に携わり、生活雑貨や「Found MUJI」などの企画デザインを手がける。2013年、「良品計画」生活雑貨・企画デザイン担当部長に。退職後は、くらしに関する新たな仕事に。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです