• 気持ちよく目覚め、一日を始めるためのひと工夫。ファッションコーディネーター德田民子さんに「定番の朝の習慣」と「新たな朝の習慣」について聞きました。編集者時代から朝は強いという德田さん。環境や年齢の変化に寄り添いながら、ゆるやかな変化を楽しんでいます。
    (『天然生活』2024年5月号掲載)

    朝を区切りよく過ごし「今日もいい一日」に

    晴れ渡った青空に、キラキラ輝く太陽の光がまぶしい、安曇野の朝。

    德田民子さんにとって「一日で最も充実している」時間が、今日も始まりました。

    「編集者時代から、毎日ちょっと早めに出勤していたぐらい、朝は強いの」と話すとおり、德田さんの目覚めはいつもすっきり。

    日の出とともに起床すると、ベッドの上で軽くストレッチをし、窓辺で日光浴……と、お決まりのルーティンをよどみなくてきぱきとこなしていきます。

    画像: 「毎日見ていても飽きない」という、美しい安曇野の朝

    「毎日見ていても飽きない」という、美しい安曇野の朝

    「パジャマのままウロウロするのは、どうも気が向かなくて」、その日着る服は前日に用意してあるから、キッチンに立つころにはすでにコーディネートも完璧。

    まずはお湯を沸かし、ちょこっと片づけをしながら朝食の準備のスタートです。

    ここで、最近取り入れた習慣である「白湯を飲む」時間に。

    「温かさがのどを通り、おなかまでじんわり広がっていく感覚が気持ちよくて。これは続けられそうです」と、ゆっくりとカップ一杯の白湯を飲み干します。

    「夜はだらだらと過ごしがちなぶん、朝はこんなふうに区切りよく過ごすのが大好き。ゲーム感覚でひとつずつこなし、予定通り、時間通りに運んだときは『よし、今日もいい一日になりそう』と、うれしくなるんです」

    画像: 天気がよければなるべく外で朝食をとるようにしている

    天気がよければなるべく外で朝食をとるようにしている



    〈撮影/ミズカイケイコ 取材・文/玉木美企子〉

    德田民子(とくだ・たみこ)
    文化出版局にて『装苑』『ミセスのスタイルブック』などの編集長を務めたのち、2009年に長野県安曇野市へ移住。ベーシックなアイテムを生かしたスタイリッシュなファッションとシンプルでセンスが光る暮らし、つくりやすい洋裁のアイデアでも人気を集めている。近著『別冊天然生活 德田民子さんのおしゃれと暮らし』(扶桑社)が発売中。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.