にんじんアンチョビグリルのつくり方

オーブンの代わりに魚焼きグリルを使ってもいい。
材料(つくりやすい分量)

● 葉付きにんじん | 10本 |
● アンチョビ | 3枚 |
● にんにく(すりおろす) | 小さじ1/2 |
● オリーブオイル | 大さじ3 |
● 塩、白こしょう | 少々 |
つくり方
1 ボウルにきざんだアンチョビ、オリーブオイル、にんにくを入れ、アンチョビをほぐしながらよく混ぜる。

2 にんじんはよく洗い(とくに葉の根元の部分)ペーパータオルでよく拭く。葉先は適当な長さで切り、ひげ根を切り落とす。バットに並べて1をよくすり込む。


3 水で濡らしたワックスペーパーをオーブンウェアにしき、2を並べる。250℃のオーブンで7~10分焼き、器に盛る。


春にんじんのこと

4〜7月に出回る春にんじん。やわらかくて甘味が強く、みずみずしいのが特徴です。ビタミンAやカロテンなど、免疫力を高める栄養素が豊富に含まれるほか、風邪や感染症から体を守るために重要なビタミンC、腸内環境を整える食物繊維もたっぷり。食卓を華やかに彩ってくれるにんじんは日常的に取り入れたい食材です。
購入する際は濃いオレンジ色で、表面がなめらかで傷やひび割れがなく、軸の部分の切り口が細いものを選ぶといいでしょう。
また間引きした人参が、葉付きで店頭に並ぶことも。葉が生き生きとしていて、根の部分があまり成長していないもののほうが、やわらかく、まるごといただけます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
* * *
「今日何つくろう?」とお悩みのあなたへ。
天然生活webにて連載中の「松田美智子の季節の仕事」より人気レシピを集めました。
混ぜる/煮る/漬ける/焼く/揚げるの5つの調理法で100品を紹介。
少ない材料でつくりやすい、毎日の食卓に役立つ1冊です。
* * *