• リトアニアの朝ごはん。菓子研究家の長田佳子さんが、現地で出合った味にインスパイアされて生まれたレシピを紹介します。今回は、「ビーツのスープとオレガノポテト」のつくり方を。
    (『天然生活』2024年5月号掲載)

    「ビーツのスープとオレガノポテト」のつくり方

    画像: 「ビーツのスープとオレガノポテト」のつくり方

    ビーツのスープとじゃがいもは、リトアニアの定番料理。

    とくにお気に入りだったふたつの味をレシピに。

    材料(つくりやすい分量)

    <ビーツのスープ>
    ● ビーツ中1個(230g程度)
    ● 玉ねぎ1/4個
    ● バター(食塩不使用)15g
    ● 白ワインビネガー大さじ1/2
    ● 塩小さじ1/2
    ● サワークリーム50g
    ● 牛乳100〜150mL
    <オレガノポテト>
    ● じゃがいも3個
    ● 塩適量
    ● ドライオレガノ適量
    ● 揚げ油適量

    下準備

    ビーツはよく洗い、皮をむいて薄くスライスする。玉ねぎは皮をむいてみじん切りにする。

    つくり方

     ビーツのスープをつくる。フライパンにバターを溶かし、玉ねぎをこがさないように炒めたら、ビーツも加えてややしんなりするまで炒める。

     にワインビネガーと塩を加え、ふたをして弱火で蒸し焼きにする。

     火がとおったらミキサーでペーストにし、サワークリームを加え混ぜる。鍋に移し替え、牛乳を加えて弱火でかき混ぜながら煮詰めてでき上がり。

     オレガノポテトをつくる。じゃがいもはまるごと蒸して火をとおし、冷ます。

     をひと口大にカットし、180〜190℃の油で揚げて網にとり、油分がきれたら串に刺して塩とドライオレガノをまぶす。



    <料理・スタイリング/長田佳子 撮影/在本彌生 取材・文/玉木美企子>

    画像: つくり方

    長田佳子(おさだ・かこ)
    菓子研究家。ハーブやスパイスを用いた滋味あふれる菓子レシピに定評。2021年からは山梨県にてラボ「SALT and CAKE」を主宰している。著書『はじめての、やさしいお菓子』(扶桑社)が発売中。foodremedies.jp/

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    『はじめての、やさしいお菓子』(扶桑社)|amazon.co.jp

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