だれかのためにつくるお弁当は、自分のものとはまた違う、特別感があるものです。料理家・瀬戸口しおりさんに、夫や息子への思いとともに、「しいたけ入り肉だんご弁当」のレシピを教えてもらいました。
(『天然生活』2021年4月号掲載)
(『天然生活』2021年4月号掲載)
煮卵

鶏のクイック中華煮の煮汁を活用して。前日につくっておくと、より味がしみる。
材料(2個分)
● 卵 | 2個 |
● 鶏のクイック中華煮の煮汁 | 全量 |
つくり方
1 小鍋に卵とかぶるくらいの水を入れて中火にかける。沸騰したら少し火を弱めて8分ゆで、冷水に取って殻をむく。
2 小鍋に鶏の中華煮の煮汁を入れて中火にかけ、煮立ったらゆで卵を加え、30秒ほど煮て火を止める。煮汁ごと保存容器に移して保存する。

鶏のうま味が移った煮汁を捨てるのはもってのほか。このひと手間をやっておくと、翌日の朝がうんとラクになる。
〈撮影/山川修一 取材・文/結城 歩〉
瀬戸口しおり(せとぐち・しおり)
料理家。食材の持ち味を生かした家庭料理のほか、スパイスやハーブを効かせたエスニック料理も得意で、雑誌や書籍でレシピを提案している。夫と息子、保護猫の3人+1匹暮らし。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです