夏の散歩を快適に続ける秘訣は「ルート選び」と「ファッション」
「美肌県」と自称? しているほど、一年を通して湿度の高い島根県。
夏の暑さと湿度のダブルパンチをしのぎながらの散歩には、少々の工夫が必要です。
たとえば、歩くルートの間には用事を挟みつつ、疲れたらカフェに立ち寄ってひとり時間を満喫。
猫道好きな私は、小さな細い道を好んで歩いては、お庭の植物を眺めるのもお気に入りです。
健康のためだからこそ、「ずっと歩き続けなきゃ」とストイックになりすぎずに、疲れたら休憩、暑いと思ったら涼しい場所へ。
続けるためには、そんな「ゆるさ」も大切と思っています。

少しでも快適に歩くために、ファッションにもひと工夫を。
長時間歩く日はゆったりとしたオープンカラーシャツに、薄軽素材のワイドイージーパンツが基本のコーデ。
ポイントは上下ゆったりとしていて、風が通り抜けること。
暑さに湿度が重なると、不快指数がとたんに跳ねあがるので、サラサラ感を心がけて。
遮蔽率の高い黒い日傘に、軽やかな麦わら帽子、目からも紫外線が入るので薄っすら色のついたカラーレンズの眼鏡をかけています。

夏の散歩に欠かせないアイテムたち
〈撮影/村上伸明(人物)、板倉直子(風景) 構成/玉木美企子〉
板倉直子(いたくら・なおこ)
セレクトショップ「Daja」(島根県松江市)ディレクター。上質さとエレガントさを兼ね備えた、女性らしく、美しい服選びに定評がある。「天然生活オンラインショップ」で企画するオリジナルアイテムが人気を博し、全国にファンが多い。著書『大人の悩みにこたえるおしゃれ』(扶桑社)も好評発売中。https://www.allo-daja.com/
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天然生活2025年7月号では「私の夏支度」の記事で、Dajaの板倉直子さん、料理家の長谷川あかりさん、CIRCUSの引田舞さんを取材しました。
暑いからこそ、おしゃれで心を涼やかに。この時季ならではのアイテムや夏の装いをご紹介しています。ぜひ合わせてお楽しみいただけましたら幸いです。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです