家族も自分も無理なく、心地よく暮らせるような整理整頓術を提案しているOURHOMEを主宰するEmiさん。片づけにおいて大切にしていることや、その考えに至った経緯を聞きました。
(『天然生活』2024年7月号掲載)
(『天然生活』2024年7月号掲載)
暮らしは「実験」。うまくいかなくて当たり前
暮らしは実験のようなもの。もし、「うまく片づかない」と思ったら、それはきっと家やもの、家族と向き合うチャンスです。
そうやって変化を前向きに捉えながら試行錯誤を繰り返すうちに、きっと自分や家族にとってちょうどいい仕組みにたどり着くと思います。
こうしたことは片づけに限らず、人生にもつながっていると私は考えています。
一人ひとり違う個性をもつ人たちとどう気持ちよく過ごしていくか、壁にぶつかったときどう乗り越えていくか。
片づけにまつわるさまざまなことは、実は生きるうえで大切なこと。
状況に合わせて変化を楽しむことや、アイデア次第で何とかなると信じることも、人生に通じているなと思うのです。
大切にしている、3つのこと
家族を責めずに、仕組みを変える。
できない理由ではなく、できる方法を考える。
暮らしは、実験。試して、変えて、発見して。
<取材・文/嶌 陽子 イラスト/清沢佳世>

Emi(えみ)
「OURHOME」主宰。整理収納アドバイザー。企業との共同開発など多方面で活躍。Voicyにて「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」配信中。著書に『今日から変わる、わたしの24時間』(大和書房)など。インスタグラム@emi.ourhome
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです