• 料理研究家の松田美智子さんに自家製焼き豆腐のつくり方を教えていただきました。松田さんがすき焼きをするときに焼き豆腐を買い忘れて、自分でつくり始めたことがきっかけで誕生したという“自家製焼き豆腐”。市販の焼き豆腐とは異なる味わいの、ふわふわの食感と香ばしさがたまらない一品です。

    豆腐のこと

    画像: 左:絹ごし豆腐 右:木綿豆腐

    左:絹ごし豆腐 右:木綿豆腐

    豆腐は大豆を原料とした日本の伝統食品で、奈良時代に中国から伝わりました。大豆をすりつぶし、煮てから凝固剤で固めてつくります。主に「絹ごし豆腐」「木綿豆腐」の2種類があり、絹ごし豆腐は豆乳をそのまま固めるため、なめらかでやわらかい食感が特徴で、木綿豆腐は固めた後に水分を抜いて圧縮するため、しっかりとした歯ごたえがあります。

    豆腐は低カロリー、高タンパクで、カルシウムや鉄分も豊富なため、健康志向の方やベジタリアンにも人気があります。

    豆腐の水切り法

    画像: 豆腐の水切り法

    豆腐は厚手のペーパータオルに包み、まな板に挟んでおく。このとき、まな板の下に畳んだふきんをかませて傾斜をつけると、水が下に落ちる。30分~1時間程度おいておく。

    自家製焼き豆腐のつくり方

    画像: 自家製焼き豆腐のつくり方

    オーブンがなければ、魚焼きグリルで焼いても。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 木綿豆腐1丁
    ● ごま油大さじ1
    ● しょうが(すりおろし)小さじ1
    ● しょうゆ少々

    つくり方

     木綿豆腐は半分に切り、全体にごま油をぬる。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     250℃に熱したオーブンで15分ほど焼き色がつくまで焼く。器に盛り、しょうがとしょうゆをかける。

    画像3: つくり方

    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

    画像4: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: 自家製焼き豆腐|松田美智子の季節の仕事

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