豆腐の水切り法

豆腐は厚手のペーパータオルに包み、まな板に挟んでおく。このとき、まな板の下に畳んだふきんをかませて傾斜をつけると、水が下に落ちる。30分~1時間程度おいておく。
絹ごし豆腐のそう麺あえのつくり方

酢を加えた味噌の風味が食欲をそそる。
材料(つくりやすい分量)

● そう麺 | 1束 |
● 絹ごし豆腐(水切りしたもの) | 1丁 |
● 塩 | 小さじ1/2 |
● 油揚げ | 2枚 |
● A | |
・味噌 | 大さじ1 |
・煮切り酒 | 大さじ1 |
・米酢 | 大さじ1 |
● かいわれ大根 | 1パック |
● みょうが | 1個 |
つくり方
1 かいわれ大根は根元を切り、半分に切ってよく洗い、ざるに上げて、ペーパタオルでしっかりと水けをおさえる。みょうがは縦半分に切り、小口切りにし、水にさらしたあと、ペーパータオルに取り水けをきる。


2 豆腐は全体に塩をまぶし、ペーパータオルで包み水切りをする。


3 油揚げは細切りにしてフライパンに広げ、中火の弱で炒る。水分が飛び半量程度になるまでカリカリに焼き上げる。

4 そう麵をゆで、冷水でしっかり洗い、ざるに上げ、水けをきって器に盛る。

5 ボウルにAを入れてよく混ぜ、豆腐をつぶしながら加え全体をよくあえる。4のそう麵の上にたっぷりのせ、1のかいわれ大根、みょうがを散らし、まわりに3の油揚げを盛り付ける。いただくときはよく混ぜる。



豆腐のこと

左:絹ごし豆腐 右:木綿豆腐
豆腐は大豆を原料とした日本の伝統食品で、奈良時代に中国から伝わりました。大豆をすりつぶし、煮てから凝固剤で固めてつくります。主に「絹ごし豆腐」と「木綿豆腐」の2種類があり、絹ごし豆腐は豆乳をそのまま固めるため、なめらかでやわらかい食感が特徴で、木綿豆腐は固めた後に水分を抜いて圧縮するため、しっかりとした歯ごたえがあります。
豆腐は低カロリー、高タンパクで、カルシウムや鉄分も豊富なため、健康志向の方やベジタリアンにも人気があります。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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