• 児童文学作家・角野栄子さんの自宅は、旅へと誘う“本棚の家”でした。家中にある計20台ほどの本棚の中身を、じっくり見せてもらいました。
    (『別冊天然生活 本は友だち』より)

    角野栄子さんの本棚の中身を拝見
    ①「日々の創作を支える本棚」

    2階にある本棚には、魔女や妖精に関する本やアンデルセン関連の本、戦争についての本など、自身の著作の資料となる本も多く並んでいます。

    画像: 角野栄子さんの本棚の中身を拝見 ①「日々の創作を支える本棚」

    魔女コーナー

    画像: 魔女コーナー

    『魔女の宅急便』を発表したのち、知識を深めるため、魔女に関する古今東西の本を読みはじめた。集まった本は、いまや100冊近くにものぼる。

    画像1: 『魔女の宅急便』作者・角野栄子さんの本棚を拝見。計20台の棚に並ぶ、捨てられない本の数々。好奇心のおもむくまま“未知の世界”への旅をたのしむ
    画像2: 『魔女の宅急便』作者・角野栄子さんの本棚を拝見。計20台の棚に並ぶ、捨てられない本の数々。好奇心のおもむくまま“未知の世界”への旅をたのしむ

    子どもの本

    画像: 子どもの本

    家のあちこちにある本棚には、子どもの本も多数。角野さんが好きなのは『エルマーとりゅう』(福音館書店)、『つきよ』(教育画劇)など。

    アンデルセンの本

    画像: アンデルセンの本

    アンデルセン作品の翻訳も手がけている角野さん。資料として、アンデルセンに関する本も多数。

    画像3: 『魔女の宅急便』作者・角野栄子さんの本棚を拝見。計20台の棚に並ぶ、捨てられない本の数々。好奇心のおもむくまま“未知の世界”への旅をたのしむ
    画像4: 『魔女の宅急便』作者・角野栄子さんの本棚を拝見。計20台の棚に並ぶ、捨てられない本の数々。好奇心のおもむくまま“未知の世界”への旅をたのしむ

    〈撮影/有賀 傑 取材・文/嶌 陽子〉

    本記事は『別冊天然生活 本は友だち』(扶桑社)からの抜粋です



    『別冊天然生活 本は友だち 人生を変える一冊と出合うために』(扶桑社ムック)

    画像6: 『魔女の宅急便』作者・角野栄子さんの本棚を拝見。計20台の棚に並ぶ、捨てられない本の数々。好奇心のおもむくまま“未知の世界”への旅をたのしむ

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    ◆「本」を愛する方々による、読書の楽しみや喜びを改めて教えてくれる1冊◆
    作家・角田光代さん、絵本作家・角野栄子さん、女優・中嶋朋子さん、作家・北杜夫さんなど、本を愛する方々の本棚を紹介。随筆家の山本ふみこさん、ミュージシャンの坂本美雨さんなど、様々な分野で活躍する方々の愛読書も掲載しています。書店のブックカバーや本の仕立て直し屋さん、ブックディレクターの幅允孝さんによる読書すごろくなど、いつもと違った角度から本を楽しめる1冊です。

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    角野栄子(かどの・えいこ)
    1970年作家デビュー。1985年刊行の代表作『魔女の宅急便』は今年40周年を迎える。著書は250冊以上。2018年3月、「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞を受賞。東京に「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)が開館。



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