日差しや暑さ疲れがたまりやすい夏。季節に合わせた植物のお手当てを上手に取り入れましょう。植物療法士・岡野真弥さんに「赤じその葉のハーブティー」を教えていただきました。乾燥させた赤じそにお湯を注いだ赤いハーブティーが胃腸を整え、夏バテを予防します。
（『天然生活』2024年8月号掲載）
（『天然生活』2024年8月号掲載）
胃腸の調子を整えて夏バテを予防
「赤じその葉のハーブティー」
暑さや強い日差しで夏の疲れがとれないときは、温かい「しその葉ハーブティー」で疲労回復を。
冷房や冷たい飲み物で冷えた体を内側から温めると同時に、弱った胃腸も元気に。
1日複数回に分けて飲むのがポイントです。
ハーブティーのつくり方
１ ティーポットにドライハーブを大さじ2入れ、95℃以上の湯を400mL注ぎ入れる。
２ ポットにふたをして5～10分蒸らす。ふたをするとハーブの成分が逃げない。
３ 茶こしでこしながらカップに注いでいただく。
保存期間：冷蔵庫で24時間
赤じそについて
鮮やかな紫が「元気を蘇らせる」といわれる。
さわやかな香りで、風邪の初期症状、食欲不振、便秘、暑気あたりに。
精油を使用する場合は皮膚への刺激やアレルギーに注意して使うこと。
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▼植物の力を取り入れたセルフケア「フィトセラピー」とは？
https://tennenseikatsu.jp/_ct/17774709
次回は、暑さでほてった体をクールダウンする「ペパーミントのハーバルバス」をご紹介します。どうぞお楽しみに！
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▼「植物の力で『自然のお手当て』」記事一覧
９．「ヒバ」の芳香浴
〈監修／岡野真弥 イラスト／わたなべみきこ 取材・文／工藤千秋〉
岡野真弥（おかの・まや）
植物療法士・ライフコーチ。林真一郎氏に師事し、心身の不調を植物の恵みで改善。セルフラブの大切さを発信。アラン・コーエン氏のアシスタントティーチャー。著書『心と体がととのうフィトセラピー 植物のチカラを暮らしに生かす』（池田書店）。
インスタグラム：@selflove_maya
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
