身近な野草が秘めている驚くべき力を知り、心身のケアに生かす知恵を教わりました。今回は、「美し山の草木舎」代表の渡部康子さんとフローリストの木村美香さんに、野草を使ったおいしいレシピから「ドクダミ入り生春巻き」のつくり方を伺いました。
（『天然生活』2020年8月号掲載）
（『天然生活』2020年8月号掲載）
「ドクダミ入り生春巻き」のつくり方
ベトナムでは香草として扱われるドクダミを生春巻きの風味づけに。
材料とつくり方（1本分）
ドクダミの葉3枚はさっとゆで、水にさらし、食べやすいサイズにカットしておく。
あらかじめもどしておいたライスペーパーを水でぬらし、ゆでたえび（小）3尾、生のもやし10本と適当な長さに切ったニラ1本、ドクダミの葉を巻く。
スイートチリソースをつけて食べる。
教えてくれた人
渡部康子さん（わたべ・やすこ）
「美し山の草木舎」代表。30代のときに家族で東京から美山に移住し、2010年に草木舎を立ち上げる。https://soumokutya.jimdofree.com/
木村美香（きむら・みか）
フローリストとしての知識やセンスを生かしつつ、奈良から草木舎に参加。薬草や染料を栽培し、“野山のはーばりすと”的な暮らしをしている。
草木舎の拠点は、昔ながらの日本家屋。
縁側から、美しい里山が一望できる。
手書き文字で書かれた、かわいらしい看板が目印。
＜撮影／辻本しんこ 取材・文／野崎 泉、鈴木理恵（TRYOUT）＞
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
