• 料理研究家の松田美智子さんにたこ飯のつくり方を教えていただきました。たこのうま味が染み込んだお米がおいしい炊き込みごはん。たこを細かく切らずに使うことで、たこの食感も楽しむことができます。

    たこのこと

    画像: たこのこと

    マダコやミズダコなどの食用のたこは日本をはじめとするアジアや地中海地域で広く食べられています。日本では、刺身、たこ焼き、酢の物、煮ものなど多彩な料理に使われています。

    ゆでると赤くなり、プリッとした食感とほのかな甘味が特徴です。低脂肪で高タンパクたんぱく、ミネラルも豊富で、栄養価が高いのも魅力。ただし消化に時間がかかるため、食べすぎには注意が必要です。

    たこ飯のつくり方

    画像: たこ飯のつくり方

    ナンプラーを加えることで、ぐっと味に深みが出る。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● たこの足(ゆで)1本(約100g)
    ● しょうが(みじん切り)大さじ1
    ● 米(といでおく)2カップ
    ● だし汁2カップ
    ● 酒大さじ2
    ● ナンプラー大さじ1と1/2
    ● 塩小さじ1
    ● あさつき3本

    つくり方

     たこは5mm厚さの薄切りにする。

    画像1: つくり方

     小鍋にだし汁、しょうが、酒を入れて中火にかける。ふつふつとしてきたら塩とたこを入れ、すぐに火を止め、ざるでこす。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     といだ米を土鍋に入れ、のゆで汁にナンプラーを加え、強火にかける。沸騰したら極小の弱火にして、しゃもじで上下を返す。のたことしょうがを加え、ふたをして7〜8分で炊き上げる。火を切り10分蒸らし、上下を軽く返すようにまぜ、おひつに移す。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方
    画像6: つくり方

     いただくときに小口切りにしたあさつきを散らす。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

    画像7: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: たこ飯|松田美智子の季節の仕事

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