(『天然生活』2021年9月号掲載)
「トマトのファルシ」のつくり方
愛らしい姿、食べ応えも◎。トマトのほどよい酸味で、お肉もさっぱりいただけます。

材料(6人分)
● トマト | 中6個 |
●A | |
・合いびき肉 | 200g |
・玉ねぎ(みじん切り) | 1/2個分 |
・にんにく(みじん切り) | 1/2片分 |
・パン粉 | 大さじ3強 |
・白ワイン | 30mL |
・卵 | 1個 |
・塩 | 小さじ1/2 |
・イタリアンパセリ(軽く刻んだもの) | 大さじ1 |
・タイム(ドライ) | 小さじ1/2 |
・オレガノ(ドライ) | 2つまみ |
・ナツメグ | 2つまみ |
・粗挽き黒こしょう | 少々 |
● エクストラバージンオリーブオイル | 大さじ1 |
つくり方
1 トマトをへたから1cmほどのところで切り、中身をスプーンで取り出す。切った上部はふたにするのでとっておく。
2 トマトの内側に軽く塩(分量外)をして、上下を返し、10分ほど置いて水分を出す。
3 Aをボウルに入れ、全体を混ぜ合わせる。
4 2の内側の水けをふき、スプーンで3を詰めたら上にトマトのふたをのせる。
5 深めの焼き皿にすき間がないように4を並べ、オリーブオイルを全体にかけ、190℃に予熱したオーブンで25分焼く。
※トマトは下の部分が平らなものを選ぶとよい。
※ローズマリー、タイムなど生のハーブがあれば焼く際にのせてもおいしい。
※取り出したトマトの中身はしっかり煮詰めて塩で調味し、トマトソースとして活用を。
保存期間:冷蔵庫で3日間ほど

詰める野菜はトマトのほか、ピーマンやパプリカにもアレンジ可能。
肉が詰まっていても主役はトマト。全体をちゃんとまとめて
〈料理/ワインあけび 撮影/在本彌生 スタイリング/久保原惠理 取材・文/玉木美企子〉
ワインあけび(わいん・あけび)
料理家。長野県に生まれ育つ。フランスとイタリアのレストランで働きながら料理経験を重ね、2019年より日本でケータリングや料理教室等の活動を開始。2020年に鎌倉にアトリエを構え、オンラインストア「zoe」で世界各地のオーガニック煮込みとスープの販売を行う。
https://zoewein.stores.jp/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです