• 大人の肌に大切なのは、落としすぎないこと。肌のうるおいを守りながら、やさしく整える。そんなシンプルな毎日のケアが、すこやかな素肌を育ててくれます。今回は、肌をいたわるためのやさしいクレンジングとスキンケアのステップを、「美肌室ソラ」の舘山信子さんに教えてもらいました。

    美肌への近道は、正しいクレンジングとスキンケアから

    画像1: 40歳からの「スキンケア」W洗顔は不要!大人肌をやさしく整える“クレンジング”大切なポイントと、基本の3ステップ/美肌室ソラ・舘山信子さん

    お話を伺った方

    「美肌室ソラ」店主 舘山信子さん

    東京・表参道にあるフェイシャルトリートメント専門店。佐伯チズ氏の美肌塾で学んだ経験を生かし、一人ひとりに合ったカスタムメイドオンリーワンの施術を行う。

    洗いすぎないこと。それが、美しい素肌への第一歩

    「洗顔は、スキンケアの基本であり、とても大切なステップです。必要以上に洗いすぎてしまうと、肌は自分を守ろうとして皮脂を分泌し、それによってさらにベタつきが気になるという悪循環に陥ってしまいます。

    表面はベタついているけれど、中は乾燥しているというインナードライといわれる状態になり、毛穴の開きなどが目立つことも。クレンジングの後の洗顔は必要ありません。洗い流したら、化粧水とクリームで保湿をしてください」

    クレンジングをする際のポイント

    1. 肌への刺激を最小限に抑えるために、クレンジングクリームはたっぷりと使う。

    2. やさしく指先を使い、赤ちゃんの肌に触れるようなイメージで顔に広げる。

    3. ぬるま湯または水で湿らせたコットンで落とし、W洗顔はしない。

    素肌を整える「クレンジング」基本の3ステップ

    step.1 クレンジング料はたっぷりと使う

    「保湿成分が配合されていて乾燥を招きにくいのでミルククレンジングを愛用しています。ちょっと多いかな?と思うくらい(目安は500円玉サイズほど)を手にとります。少なすぎると汚れが浮かしきれないうえ、手指と顔で摩擦が起きてしまうので注意してください」

    画像: step.1 クレンジング料はたっぷりと使う

    step.2 指を使って顔全体になじませる

    「赤ちゃんの肌に触れるイメージで優しく、汚れを浮き上がらせるように顔全体に広げましょう。小鼻や口元なども忘れずに」

    画像: step.2 指を使って顔全体になじませる

    step.3 ぬるま湯または湿らせたコットンで落とす

    「ぬるま湯(30〜32℃が目安)で洗い流します。または写真のように水で湿らせたコットンを2枚使い両手でやさしく拭き取りましょう」

    画像: step.3 ぬるま湯または湿らせたコットンで落とす

    クレンジング後の「シンプルスキンケア」3ステップ

    step.1 化粧水をぬる

    「化粧水は手またはコットンでやさしく肌になじませます。顔だけでなく、首元にも忘れずに。鏡を見ながらスキンケアを行うことで、肌の微細な変化にも気づくことができます」

    画像1: step.1 化粧水をぬる
    画像2: step.1 化粧水をぬる

    step.2 ハンドプレスをする

    「化粧水をなじませた後は、手のひらで肌を包み込むようにやさしくプレスします。このていねいな仕上げが、保湿力をぐっと高めてくれます」

    画像: step.2 ハンドプレスをする

    step.3 クリームをぬる 

    「顔全体になじませた後は、リンパの流れを意識しながら鎖骨までやさしくのばしましょう。首まわりを軽くマッサージすれば、コリの解消にもつながります」

    画像: step.3 クリームをぬる

    「この基本のスキンケアに、自分に合った美容アイテムをひとつ加えるのも心地よい変化。朝の洗顔はぬるま湯のみでOK。乾燥やゆらぎが気になる大人の肌には、やさしい洗顔が一番です」

    <取材協力> 美肌室ソラ

    画像2: 40歳からの「スキンケア」W洗顔は不要!大人肌をやさしく整える“クレンジング”大切なポイントと、基本の3ステップ/美肌室ソラ・舘山信子さん

    〈撮影/星 亘 取材・文/高田真莉絵〉



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