とうもろこしのフリッターのつくり方

たっぷりのバターを使って香ばしく仕上げるのがポイント。
材料(つくりやすい分量)

● とうもろこし(実を外したもの。ひげも使う) | 2本分 |
● 薄力粉 | 1/4カップ |
● 卵 | 2個分 |
● パルメザンチーズ | 大さじ3 |
● 塩 | 少々 |
● バター | 大さじ2~3 |
とうもろこしの粒(実)のばらし方
とうもろこしは皮を剥きひげがついたまま、まな板にのせ、芯と実のぎりぎりのところに包丁入れて4面切り落とす。

立てるよう置き、角を切り落とす。

つくり方
1 ボウルに卵を割り入れ、カラザを取りよく溶きほぐす。薄力粉とパルメザンチーズを加え、塩少々、白こしょうを加えてよく混ぜる。

2 とうもろこしの実と手でちぎったひげを加えてよく合わせる。

3 フライパンにバターを入れ、少し溶けたら弱火にして、2を小さなお玉一杯くらいの丸型に並べる。中火にして、フライパンをゆっくり動かしながらバターを全体にまわす。

4 焼き色がついたら、返して反対の面も焼く。弱火にして中まで火を通す。

5 ペーパータオルにのせ、余分な油を落とし、器に盛る。

とうもろこしのこと

ぷちっとはじける粒から甘味があふれるとうもろこしは、日本の夏を代表する野菜のひとつです。
近年は糖度が高く、生でも食べられる「ゴールドラッシュ」や「ピュアホワイト」といった品種が人気。「ゴールドラッシュ」は粒皮がやわらかく、収穫後も甘さが長持ちするのが特徴で、白い実の「ピュアホワイト」は見た目の美しさと上品な甘さが人気です。
食物繊維やビタミンB群が豊富で、栄養価も高く、芯やひげもだしとして使えます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
* * *
「今日何つくろう?」とお悩みのあなたへ。
天然生活webにて連載中の「松田美智子の季節の仕事」より人気レシピを集めました。
混ぜる/煮る/漬ける/焼く/揚げるの5つの調理法で100品を紹介。
少ない材料でつくりやすい、毎日の食卓に役立つ1冊です。
* * *