北海道ならではの絶景と味覚を巡る、道の駅数全都道府県No.1の奥深い魅力を堪能しよう!
キャンピングカーで全国の道の駅を巡り、1,230駅中1,200駅を制覇した道の駅のプロ・浅井佑一さん。
本業はライターで、すべての道の駅と、さらにおすすめの道の駅をじっくり紹介したムック『道の駅コンプリートガイド2026』を執筆したばかり。
そんな浅井さんに、日本一道の駅が多い北海道ならではの、食材が安く買える産直市場が充実している道の駅を教えてもらいました。
「道の駅数は全国一。とにかく広い北海道は、回っても回っても次の楽しみが待っています。
カニやホタテ、ウニ、イクラといった魚介類の宝庫で、一度行っただけでは魅力を味わい尽くせないほどです」と浅井さん。
早速、北海道のオススメ道の駅をご紹介します。
1年じゅう牡蠣が食べられる、牡蠣づくしの道の駅「厚岸グルメパーク」(北海道厚岸郡厚岸町)
浅井さんがまずオススメしてくれたのが、牡蠣の名産地として有名な厚岸(あっけし)町の道の駅「厚岸グルメパーク」。
「厚岸産の牡蠣は、1年を通じて出荷しています。産直市場では牡蠣を使った加工品が多数。
2階には魚介市場があり、そこで買った牡蠣をはじめとする新鮮な魚介をBBQで楽しんだり、レストランでは生牡蠣や蒸し牡蠣、牡蠣フライなどが食べられたり、まさに牡蠣づくしの道の駅です」

厚岸産の「カキえもん」「マルえもん」「弁天かき」の3種類が食べられる食べ比べセットもあり
牡蠣の旬は9~12月の4カ月といわれ、まさにこれからが食べ頃です。
牡蠣の名産地として有名な厚岸町では、広大な汽水域の温度差を利用し牡蠣の産卵時期を調整することで、1年じゅうおいしい牡蠣を生産しています。
そんな、厚岸町の牡蠣の魅力を1カ所で堪能できるのが、道の駅「厚岸グルメパーク」なのです。

1階の総合展示販売コーナーでは、道の駅オリジナル商品も多数取り揃えている。おすすめは「金'sオイスター THE PREMIUMシリーズ」で、ここでしか買えないお土産が揃う
1階の物産館には地元産の海産物や加工品がずらりと並び、なかでも目を引くのが牡蠣を使った佃煮、オイスターソース、燻製など牡蠣づくしの商品です。
2階に上がると魚介市場があり、ここでも牡蠣を中心に旬の魚介類が並ぶ。
お土産として購入するのはもちろんのこと、隣接する「炭焼 炙屋」へ持ち込めば、その場でBBQも。自分の好きなものだけ、それも新鮮な魚介類を味わうことができます(別途持ち込み料が必要)。

2階の魚介市場で買った新鮮な魚介を、同じく2階の「炭焼炙屋」でBBQで味わえる

「炭焼炙屋」の店内
2階には炭焼炙屋のほかに2店舗の食事処があってそちらもおすすめ。
「オイスターバール ピトレスク」では、牡蠣を使ったピザやパスタが味わえるほか、全国的に人気で品薄の「厚岸ウイスキー」も飲める。お酒好きにオススメなのは、「厚岸ウイスキーの飲み比べセット」。
「レストラン エスカル」はとにかくメニューが豊富。和・洋食のどちらも食べられるので、いろいろあるメニューのなかから選びたい人向けです。安くて新鮮で美味しい牡蠣を食べるなら断然おすすめの道の駅です。

「オイスターバール ピトレスク」では、厚岸の町を見下ろしながら食事ができる
DATA/道の駅「厚岸グルメパーク」

住所/北海道厚岸郡厚岸町住の江2-2
設備/軽食・レストラン=〇 産直市場=〇 温泉(入浴施設)=× 足湯=× 宿泊施設=× キャンプ場=× RVパーク=× ドッグラン=× 観光案内所=〇
<撮影/浅井佑一 取材・文/浅井佑一、天然生活web編集部>

浅井佑一(あさい・ゆういち)
キャンピングカー専門誌『オートキャンパー』編集部を経て独立。現在は旅とキャンピングカーをテーマに活動するフリーライター。2014年3月よりキャンピングカーでの車中泊旅をスタートし、2年3カ月かけて全国の道の駅1,059カ所を制覇。その後も新設された道の駅を継続的に訪れ、現在は2度目の道の駅制覇の旅の途中。道の駅、車中泊、キャンピングカー旅の第一人者として、雑誌・書籍・メディア出演など幅広く活躍中。最新の著書『道の駅コンプリートガイド2026』(扶桑社)が発売されたばかり。
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道の駅の第一人者の浅井佑一が、全道の駅1229駅を紹介するガイドブックです。「いま行くべき魅力あふれる10の道の駅」、北海道・東北・関東甲信越・中部・近畿・中国・四国・九州沖縄の8地方ごとのおすすめの10駅+αをピックアップして紹介。「道の駅のコンシェルジュ」的な使い方ができる新しい切り口のガイドブックです。