広大な農産物販売所が自慢! 舟遊びも楽しめる道の駅「だて歴史の杜」(北海道伊達市)
浅井さんオススメの道の駅3つ目は、伊達市のだて歴史の杜です。
「観光物産館では、地場産品を販売しています。伊達市は海に面した農業と畜産、漁業が盛んな町。
『伊達市観光物産館』では、約80戸の地元農家から出品される『伊達野菜』と呼ばれる新鮮野菜をはじめ、水産物や畜産物からつくった加工食品などが並び、充実の品揃えです」

仙台藩から続く歴史を感じされる建物が並ぶ「だて歴史の杜」
伊達市は、人気の戦国武将伊達政宗のいとこで、政宗を支えた名将・伊達成実の子孫が家臣を連れて移住し開拓した町です。
そんな歴史を感じさせる、石垣と大手門が特徴的な総合公園「だて歴史の杜」内にある道の駅がこちら。充実の産直販市場「伊達市観光物産館」のほか、「だて歴史文化ミュージアム」には刀鍛冶工房、藍工房もある。
総合公園「だて歴史の杜」には、成実の子孫が建てた迎賓館、仙台地方の建築様式が取り入れられた開拓農家、旧三戸部家住宅などの歴史的な建物が保存されており、伊達市の歴史を体感することができます。
DATA/道の駅「だて歴史の杜」
住所/北海道伊達市松ヶ枝町34‐1
設備/軽食・レストラン=〇 産直市場=〇 温泉(入浴施設)=× 足湯=× 宿泊施設=× キャンプ場=× RVパーク=× ドッグラン=× 観光案内所=〇
<撮影/浅井佑一 取材・文/浅井佑一、天然生活web編集部>

浅井佑一(あさい・ゆういち)
キャンピングカー専門誌『オートキャンパー』編集部を経て独立。現在は旅とキャンピングカーをテーマに活動するフリーライター。2014年3月よりキャンピングカーでの車中泊旅をスタートし、2年3カ月かけて全国の道の駅1,059カ所を制覇。その後も新設された道の駅を継続的に訪れ、現在は2度目の道の駅制覇の旅の途中。道の駅、車中泊、キャンピングカー旅の第一人者として、雑誌・書籍・メディア出演など幅広く活躍中。最新の著書『道の駅コンプリートガイド2026』(扶桑社)が発売されたばかり。
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