• はちみつを“薬”としてとらえ、みつろうを使ったハンドメイドコスメづくりを楽しむクリエイターRARI YOSHIOさんに、気軽にできるみつろうハンドメイドを教わります。今回紹介するのは、身近な道具を型にして自由に形づくる「キャンドル」のつくり方です。
    (『天然生活』2020年12月号掲載)

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

    みつろうで楽しむ
    キャンドルのつくり方

    みつろうを溶かして型に流し込み、キャンドル芯を差し込むだけ。

    製菓用のシリコン型を使えば、取り外しも簡単です。

    精製度によって、色合いやみつろう独自の香りの強さが変わるので、さまざまなパターンで楽しんで。

    画像: みつろうで楽しむ キャンドルのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● みつろう(粒状のもの。ティーライトキャンドルを使ってもOK)
    ● エッセンシャルオイル
    ● キャンドル芯

    〈みつろう選びのポイント〉
    みつろうは、白いものから黄色いものまでさまざま。アロマの香りを引き立たせたいのなら、精製度が高めの白めのものを選びましょう。

    つくり方

     みつろうを耐熱のビーカーなどに入れ、湯せんにかけて溶かす(ティーライトキャンドルを使った場合は途中で芯を取り除く)。

     割りばしにキャンドルの芯をはさみ、耐熱のびんや紙コップ、シリコンカップの中央にくるように置き、を注ぎ入れ、冷ます。

     粗熱がとれたら、好みの量のエッセンシャルオイルを落とす。室温に置いて冷まし、固める。固まったら割りばしを外し、紙コップやシリコンカップでつくった場合は、型から外す。

    Column
    キャンドルアレンジ
    市販のティーライトキャンドルをそのまま埋め込めば、どんなものも手軽なキャンドルに。

    この時季に旬を迎えるりんごは果肉がかたいので好きな形にくり抜きやすく、アレンジキャンドルづくりにぴったり。

    また、もっと手軽に手づくりを楽しみたいなら、ジャムびんなどの耐熱容器にキャンドル芯を入れ、周りに粒状のみつろうをそのまま入れるのもおすすめ。

    小さなプレゼントとして喜ばれます。

    画像: 「蜜蝋(みつろう)キャンドル」のつくり方。びん、紙コップ、製菓用の型に“流し込むだけ”簡単かわいいハンドメイド/RARI YOSHIOさん


    〈制作/RARI YOSHIO 撮影/枦木 功 取材・文/福山雅美 構成/鈴木麻子〉

    RARI YOSHIO(らり・よしお)
    クリエイター。2007年より那須に移住。ギャラリーショップ「JARDIN BLANC」を営む。メディカルハーブコーディネーターの資格を取得している。



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