• 料理研究家の松田美智子さんに かぼちゃのプリン のつくり方を教えていただきました。かぼちゃのやさしい甘さと濃厚な風味を楽しめる秋らしいスイーツです。

    かぼちゃのこと

    画像: かぼちゃのこと

    かぼちゃは、夏に収穫の最盛期を迎え、追熟させることで秋に甘味と風味を増す滋味深い野菜です。栄養価も高く、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維などが豊富。抗酸化作用や免疫力向上、便秘解消効果が期待できます。

    栗のようなほっくりとした食感と上品な甘さが特徴。調理法はさまざまで、煮もの、天ぷら、スープ、サラダなど、和洋問わず幅広い料理に活用できます。甘みを活かしたお菓子づくりにも最適。秋の味覚として、食卓を彩る人気の野菜です。

    かぼちゃのプリンのつくり方

    画像: かぼちゃのプリンのつくり方

    ほろ苦いカラメルソースが大人の味。あたたかいプリンでも、冷やしていただいてもおいしい。

    材料(1L鍋・4~5人分)

    画像: 材料(1L鍋・4~5人分)
    ● 蒸したかぼちゃ(皮をのぞく)350g
    ● 三温糖90g
    ● 卵4個
    ● 卵黄1個分
    ● 牛乳350mL
    ● 生クリーム1カップ
    カラメル
    ・グラニュー糖80g
    ・水大さじ2
    ・湯大さじ2
    ● バター適量

    つくり方

     カラメルをつくる。グラニュー糖と水を小鍋に入れ、中火にかける。周りが茶色くなったら熱湯を加え、さらに香ばしい香りと軽く煙が立つまで加熱する。バターをぬった耐熱用の容器の底に手早く入れる。軽く容器をゆすり底に均等に広げる。

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    ※こげが強いほうがビターでおいしいが、お子さんが食べる場合は、焦げを弱める。

    ※水を入れるとはねるので注意。道具でまぜずに少し鍋を傾ける程度でOK。はねたところはすぐにふく。

     別の鍋にかぼちゃ、三温糖を入れてなじませる。味をみて甘味が足りなければ好みで三温糖を加える。

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     ボウルに卵4個、卵黄1個分を合わせ、よくほぐす。卵をこし、生クリームもあわせてこす。

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     の砂糖がなじんできたら牛乳を加え、中火にかけ、軽くふつふつしたら火を止めて、スティックミキサーで撹拌する。このとき、かぼちゃの甘味を確認して加減する(かぼちゃの実のあらをあえて残しても食感がありおいしい)。

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    画像8: つくり方

     のかぼちゃをの卵液に少量ずつまわし入れ、温度をなじませる。

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     プリンにス(穴)が立たないようにするために、の容器より大きい耐熱用のバットに厚手のペーパータオルなどを敷く。

     固まったのカラメルにのプリン液を少しずつ入れる。気泡が立っていたら取り除く。

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     のバットの中央にの鍋をおき、バット内に、できれば鍋の半分までぬるま湯を注ぐ。190℃のオーブンで1時間焼く。途中、鍋の位置を変え、竹串を通して火の通りをみる。ゆっくり抜いたあとに液が残らなければ焼き上がり。粗熱を除く。

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    ▼今回使用した鍋は天然生活ONLINE SHOPで販売中


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像15: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: 「かぼちゃプリン」のつくり方。温かいままでもおいしい“秋のスイーツ”やさしい甘さと濃厚な風味を存分に|松田美智子の季節の仕事

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