• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、塩麹を使った「びっくりするほど」しっとり仕上がる、びっくり茹で鶏のつくり方を教えていただきました。時間はかかりますが、放っておく時間が長いので、手間いらずで気楽につくれます。そのまま食べてもおいしいですし、さいてサラダにしたり、麺料理の具材にしたり、サンドイッチにしても。ぜひお試しくださいね!『天然生活web』に掲載された記事の中から、9月におすすめのレシピを紹介します。
    (『天然生活web』初出2021年10月9日)

    びっくりするほどしっとり仕上がる、「びっくり茹で鶏」

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    今回は、塩麹を使った茹で鶏をご紹介します。その名も「びっくり茹で鶏」

    “びっくりするほど”しっとり仕上がる、茹で鶏のつくり方です。

    時間はかかりますが、放っておく時間が長いので、手間いらずで気楽につくれて、おいしい! わが家の定番料理のひとつです。

    そのまま食べてもおいしいですが、多めに作って、茹で鶏をさいてサラダにしたり、麺料理の具材にしたり、サンドイッチにしてもおいしいです。ぜひお試しくださいね。

    びっくり茹で鶏のつくり方

    画像: びっくり茹で鶏のつくり方

    材料(4人分程度・つくりやすい量)

    ● 鶏むね肉2枚(600g程度)
    ● 塩麹大さじ3

    つくり方

     鶏肉をジッパー付き保存袋に入れ、塩麹を加えてよく揉み込む。空気を抜いてジッパーを閉じ、冷蔵庫で一晩おく。

    画像1: つくり方

     鶏肉を調理の30分〜1時間前に冷蔵庫から出して常温に戻しておく。大きい厚手の鍋(ホーロー鍋等)に水2リットルほど入れての空気を再度抜いて袋ごと鍋に入れる。

    ※使用するジッパー付き保存袋の使い方は、各メーカーの取り扱い方法をご参考ください。

    画像2: つくり方

     弱めの中火にかけ、小さな泡が立って沸騰してきたら、最弱火にして10分加熱する。

    ※ 10分加熱後に鶏肉が白くなっていなければ、加熱時間を増やします。

    画像3: つくり方

     袋ごと上下を返して火を消し、蓋をしてそのまま1時間半以上おいて、余熱で火を通す。薄切りにして盛り付ける。

    画像4: つくり方


    画像5: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。

    新刊『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(文化出版局)が2025年5月発売。

    そのほかの著書に、『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

    「榎本美沙の料理教室」
    https://online.misa-enomoto.com/

    ●YouTube
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
    ●Instagram
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/

    * * *

    『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(榎本美沙・著/文化出版局・刊)

    画像: びっくり茹で鶏のつくり方「鶏むね肉」をおどろくほどしっとり仕上げる、わが家の定番/榎本美沙さん|9月のおすすめ記事

    amazonで見る

    米のとぎ汁に野菜や果物を漬けて発酵させる「水キムチ」は乳酸菌たっぷりで腸活に最適。塩分控えめで辛みはほとんどなく、作るのもすごく簡単。そのままでおいしいのはもちろん、ジャンルを問わず様々な料理にも展開できる優れた発酵食品です。



    This article is a sponsored article by
    ''.