布作家の中川糸子さんが、役目を終えた色とりどりのはぎれに簡単なひと手間を加え、新たな作品へとよみがえらせます。今回は、古くなったストールを、はぎれを使ってリメイクするアイデアを紹介します。『天然生活web』に掲載された記事の中から、9月におすすめの記事を紹介します。
(『天然生活』2015年11月号掲載/『天然生活web』初出2019年10月16日)
(『天然生活』2015年11月号掲載/『天然生活web』初出2019年10月16日)
*はぎれロールのつくり方
大きさが中途半端で一枚では使いづらい布でも、何枚かをつなぎ合わせた「はぎれロール」にすれば、用途は一気に広がります。
「はぎれロールの約15cm幅は使いやすいサイズです。はぎれが大きければカットし、小さければ他の布を縫い足してつなげていけばいい。はぎれロールを何本か合わせるとクッションやベッドカバーにもなります」
つくり方
1 約15cmを目安に、大きい場合はカットして、小さい場合は縫い合わせて、同じくらいの幅の布をそろえる
2 バランスをみながら、それらを長く縫い合わせていく
3 余分はカットして切りそろえ、ロール状に丸める
※イラスト内の数字の単位はすべてcm(センチメートル)です。

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「はぎれロール」のつくり方 ⇒
「はぎれのコースター」のつくり方 ⇒
「はぎれのサシェ」のつくり方 ⇒
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<デザイン・制作/中川糸子 撮影/馬場わかな 取材・文/梅崎なつこ モデル/高橋尚子 イラスト/佐々木真由美>
中川糸子(なかがわ・いとこ)
現サザビーリーグにてディスプレイデザインや企画に携わったのち、独立。2003年ごろからアイデア豊かな布作品を書籍や雑誌に発表。著書は『ななめに掛けるバッグの本』(河出書房新社)など。
https://www.itoko-design.net/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです