• 日本を代表するフランス料理シェフ・三國清三さん。これまで数々の名レシピを生み出してきた三國シェフが、70代にして初めて挑んだテーマは“日本の家庭料理”。『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』(主婦の友社)では、コックコートを脱ぎ、シャツとエプロン姿で登場します。今回は、家庭で何度でもつくりたくなるレシピのなかから、「カレー風味のシーフードドリア」のつくり方を紹介します。

    「カレー風味のシーフードドリア」のつくり方

    画像: 「カレー風味のシーフードドリア」のつくり方

    鮭フレークと冷凍ブロッコリーで手軽につくりましょう。

    鮮やかな色合いとカレーの香りが食欲をそそります。

    材料(2人分)

    ● 鮭フレーク〔市販品〕50g
    ● ごはん300g
    ● オリーブオイル大さじ1
    ● ブロッコリー〔冷凍〕100g
    ● おろしにんにく少々
    A
    ・ホワイトソース〔市販品〕50g
    ・牛乳50mL
    ● カレー粉小さじ1
    ● 塩、白こしょう各少々
    ● ピザ用チーズ20~40g
    ● バター〔食塩不使用〕(室温にもどす)12g(大さじ1)

    ※生のブロッコリーを使う場合はゆでておく。

    準備

    ・グラタン皿にバターを塗る。

    ・オーブン(またはトースター)を230度に予熱する。

    つくり方

     フライパンを中火にかけ、鮭フレークを入れてからいりする。ごはんを加えてほぐしながら炒め、グラタン皿に入れて広げる。

     フライパンにオリーブオイルを入れて強めの中火で熱し、ブロッコリー(凍ったまま)、にんにくを入れて5~10分炒める。ブロッコリーがやわらかくなったらAを加え、ひと煮立ちさせて火を止める。カレー粉、塩、こしょうで味をととのえる。

    ※ブロッコリーは解凍せずに炒めると色鮮やかに仕上がる。

    ※塩の量は鮭フレークの塩けによって調整する。

     の上にを散らし、チーズをのせ、230度のオーブンでこんがりと色づくまで5~10分焼く。

    本記事は『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』(三國清三・著/主婦の友社)からの抜粋です。

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    『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』

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    【2章ごちそうおかず】ではステーキ、コロッケ、ドリアなど
    【3章北海道レシピ】ではジンギスカン、あんかけ焼きそば、ラーメンサラダなど
    【4章アペロとおつまみ】ではキッシュ、なめろうなど
    【5章ひと皿ごはん】ではパスタ、丼など
    【6章スイーツ】ではチーズケーキ、どら焼きなど。
    家庭料理を知らずに育ったシェフの思いがこもった80品。



    <撮影/佐山裕子(主婦の友社) スタイリング/駒井京子>

    画像: つくり方

    三國清三(みくに・きよみ)
    フランス料理シェフ。1954年北海道増毛町生まれ。15歳で料理人を志し、札幌グランドホテル、帝国ホテルにて修業後、1974年駐スイス日本国大使館料理長に就任。その後、三つ星レストラン数店で修業を重ね帰国。1985年東京四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニ開店。2015年日本人料理人として初めて仏レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。2022年オテル・ドゥ・ミクニ閉店。2025年9月再オープン。2025年黄綬褒章受章。食育活動やスローフードの普及活動にも力を注ぐ。
    Webサイト:オテル・ドゥ・ミクニ公式 https://oui-mikuni.co.jp/
    YouTubeチャンネル:オテル・ドゥ・ミクニ https://www.youtube.com/@chef-MIKUNI



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