「カレー風味のシーフードドリア」のつくり方

鮭フレークと冷凍ブロッコリーで手軽につくりましょう。
鮮やかな色合いとカレーの香りが食欲をそそります。
材料(2人分)
● 鮭フレーク〔市販品〕 | 50g |
● ごはん | 300g |
● オリーブオイル | 大さじ1 |
● ブロッコリー〔冷凍〕 | 100g |
● おろしにんにく | 少々 |
● A | |
・ホワイトソース〔市販品〕 | 50g |
・牛乳 | 50mL |
● カレー粉 | 小さじ1 |
● 塩、白こしょう | 各少々 |
● ピザ用チーズ | 20~40g |
● バター〔食塩不使用〕(室温にもどす) | 12g(大さじ1) |
※生のブロッコリーを使う場合はゆでておく。
準備
・グラタン皿にバターを塗る。
・オーブン(またはトースター)を230度に予熱する。
つくり方
1 フライパンを中火にかけ、鮭フレークを入れてからいりする。ごはんを加えてほぐしながら炒め、グラタン皿に入れて広げる。
2 フライパンにオリーブオイルを入れて強めの中火で熱し、ブロッコリー(凍ったまま)、にんにくを入れて5~10分炒める。ブロッコリーがやわらかくなったらAを加え、ひと煮立ちさせて火を止める。カレー粉、塩、こしょうで味をととのえる。
※ブロッコリーは解凍せずに炒めると色鮮やかに仕上がる。
※塩の量は鮭フレークの塩けによって調整する。
3 1の上に2を散らし、チーズをのせ、230度のオーブンでこんがりと色づくまで5~10分焼く。
本記事は『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』(三國清三・著/主婦の友社)からの抜粋です。
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【1章定番おかず】ではハンバーグ、カレーライス、しょうが焼き、ギョーザなど
【2章ごちそうおかず】ではステーキ、コロッケ、ドリアなど
【3章北海道レシピ】ではジンギスカン、あんかけ焼きそば、ラーメンサラダなど
【4章アペロとおつまみ】ではキッシュ、なめろうなど
【5章ひと皿ごはん】ではパスタ、丼など
【6章スイーツ】ではチーズケーキ、どら焼きなど。
家庭料理を知らずに育ったシェフの思いがこもった80品。
<撮影/佐山裕子(主婦の友社) スタイリング/駒井京子>

三國清三(みくに・きよみ)
フランス料理シェフ。1954年北海道増毛町生まれ。15歳で料理人を志し、札幌グランドホテル、帝国ホテルにて修業後、1974年駐スイス日本国大使館料理長に就任。その後、三つ星レストラン数店で修業を重ね帰国。1985年東京四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニ開店。2015年日本人料理人として初めて仏レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。2022年オテル・ドゥ・ミクニ閉店。2025年9月再オープン。2025年黄綬褒章受章。食育活動やスローフードの普及活動にも力を注ぐ。
Webサイト:オテル・ドゥ・ミクニ公式 https://oui-mikuni.co.jp/
YouTubeチャンネル:オテル・ドゥ・ミクニ https://www.youtube.com/@chef-MIKUNI