• 寒さゆえの不調が出やすいこの季節。気を整え、元気に過ごすための知恵を料理家の榎本美沙さんに伺いました。冷えた体を内側から温める「えびの水餃子」は、やさしい味わいで胃にもやさしく、冬の食卓にうれしい一品です。
    (『天然生活』2024年12月号掲載)

    冬の不調を整える味方

    何かと冷えがちな冬は、心身ともに温まる料理を。

    体を温める素材をふんだんに使います。

    えびの水餃子

    画像: えびの水餃子

    温かい時季は「焼き」がメインの餃子も「冬はやっぱり水餃子」と榎本さん。

    ゆでたてを食べると、おなかがじんわりと温まります。ぷりぷり食感のえびに鶏ひき肉を加えることで、うま味とボリュームがアップ。

    黒酢だれをかけるほか、好みでラー油をかけても。

    材料(2人分)

    ● 餃子の皮(大判)16枚
    ● むきえび150g
    ● 鶏ひき肉50g
    ● 長ねぎ1/2本
    A
    ・しょうゆ、ごま油小さじ1
    B
    ・しょうゆ、黒酢大さじ1
    ・砂糖、ごま油、白いりごま、水小さじ1
    ● 青ねぎ(小口切り)適量

    つくり方

     長ねぎはみじん切りにする。むきえびは背に切り込みを入れて背ワタを取り、塩ふたつまみ、片栗粉大さじ1(ともに分量外)を絡ませてから水洗いし、粗いみじん切りにする。Bの材料は合わせてたれにする。

    画像: タンパク質はもちろん、ミネラルやビタミン類も豊富なえび

    タンパク質はもちろん、ミネラルやビタミン類も豊富なえび

     ボウルにえび、鶏ひき肉、長ねぎ、Aを入れて練り混ぜる。

     のタネを16等分し、餃子の皮で包む。

     鍋に湯をたっぷり沸かし、あれば紹興酒(なければ酒)大さじ1(分量外)を加えてを入れ、5分ほどゆでる。器にゆでたてを盛りつけ、のたれをかける。青ねぎを散らす。

    画像: ゆで汁に紹興酒を加えると、風味豊かに

    ゆで汁に紹興酒を加えると、風味豊かに



    <撮影/近藤沙菜 取材・文/田中のり子>

    榎本美沙(えのもと・みさ)
    料理家・発酵マイスター。発酵食品や季節の食材を使ったシンプルなレシピを、雑誌や書籍、テレビなどで提案している。YouTube「榎本美沙の季節料理」はチャンネル登録者数が35万人を突破、インスタグラムを利用した会員制オンライン教室「榎本美沙の料理教室」も好評。新刊『毎日の発酵食材レシピ手帖』(Gakken)が発売中。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.