ぶりの竜田揚げのつくり方

しっかりと衣をつけるとおいしい。
材料(つくりやすい分量)

| ● ぶり | 2切れ |
| ● 塩 | 小さじ1/2 |
| ● しょうが(すりおろし) | 小さじ1 |
| ● しょうゆ | 大さじ2 |
| ● 酒 | 大さじ2 |
| ● 片栗粉 | 大さじ3 |
| ● 重曹 | 耳かき1杯 |
| ● 米油 | 適量 |
| ● レモンやすだち | 適宜 |
つくり方
1 ぶりは3つに切り、塩をふる。バットにしょうゆ、すりおろしたしょうがを加え、ぶりを浸す。

2 片栗粉と重曹を合わせてふるい、バットに入れ、ペーパータオルで軽く水けをおさえた1のぶりをまぶし、余分な粉をはたき、15分くらいおく。

3 2を170℃の油で揚げる。色よく揚がったら器に盛る。好みでレモンやすだちを添える。


Point
耳かき1杯の重曹でカリっとした衣に仕上がる。
ぶりのこと

日本の冬を代表する魚のひとつ、ぶり。成長とともに名前が変わる「出世魚」としても知られ、関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼ばれます。脂がのった寒ぶりはとくに美味とされ、刺身や照り焼き、しゃぶしゃぶなど幅広い料理に使われます。また、ぶりは高たんぱくで、EPA・DHAが豊富な、栄養価の高い魚です。血液をサラサラにし、生活習慣病予防にも役立つほか、ビタミンDやB群、鉄分を含み、疲労回復や骨の健康にもよい影響を与えてくれます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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