ぶりのソテー ねぎ塩だれのつくり方

マリネすることで魚臭さがなくなり、食べやすくなる。
材料(2人分)

| ● ぶり | 2切れ |
| ● 塩 | 小さじ1 |
| ● にんにく(すりおろし) | 小さじ1 |
| ● レモン汁 | 大さじ2 |
| ● 片栗粉 | 適量 |
| ● 薄力粉 | 適量 |
| ● ごま油 | 大さじ2 |
| 【ねぎソース】 | |
| ● A | |
| ・ねぎ(みじん切り) | 1/2カップ |
| ・しょうが(みじん切り) | 大さじ1 |
| ・ごま油 | 大さじ1 |
| ・米酢 | 大さじ1 |
| ・魚醤またはナンプラー | 大さじ1 |
| ● 塩、白こしょう | 少々 |
つくり方
1 バットにレモン汁とにんにくを合わせ、ぶりを5分ほどマリネする。ペーパータオルで軽く水けをおさえ、片栗粉をまぶしたあと、薄力粉をまぶす。



2 ねぎソースをつくる。ボウルにAを入れてよく混ぜる。味をみて塩とこしょうでととのえる。

3 フライパンにごま油を熱し、1を盛り付ける面を下にしてフライパンに並べ、中火でふたをして焼く。途中フライパンを軽く揺すり、ぶりがスムーズに動くようになったら、上下を返す。ふたをして弱火にし、中まで火を通す。火を切り、箸でぶりを持ち、皮を余熱で焼く。器に盛り、2のねぎソースをかける。



Point
盛り付ける面を先に焼く。皮目は余熱でしっかり焼く。
ぶりのこと

日本の冬を代表する魚のひとつ、ぶり。成長とともに名前が変わる「出世魚」としても知られ、関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼ばれます。脂がのった寒ぶりはとくに美味とされ、刺身や照り焼き、しゃぶしゃぶなど幅広い料理に使われます。また、ぶりは高たんぱくで、EPA・DHAが豊富な、栄養価の高い魚です。血液をサラサラにし、生活習慣病予防にも役立つほか、ビタミンDやB群、鉄分を含み、疲労回復や骨の健康にもよい影響を与えてくれます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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