• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、「甘酒鶏チャーシュー」のつくり方を教えていただきました。鶏むね肉でつくるチャーシューはとってもヘルシー。さっぱりしているのに、食べ応えがあるのでおせち料理にもぴったり。フライパンで手軽につくれるのでぜひお試しください!

    さっぱりヘルシーなのにしっかりチャーシュー

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    早いものでもう12月、今年もあっという間に終わって、お正月が来ますね!

    今年は簡単で体にうれしい、でもごちそう感のある「おせち」を準備して、お正月を迎えるのはいかがでしょうか。

    今回は、鶏むね肉を使ったヘルシーチャーシューのつくり方です。甘酒を使って、砂糖なしでもしっとりやわらか!フライパンひとつでつくれるので簡単です。

    よろしければお試しくださいね。

    「甘酒鶏チャーシュー」のつくり方

    画像: 「甘酒鶏チャーシュー」のつくり方

    材料(2〜3人分)

    ● 鶏むね肉2枚(500g)
    ● 甘酒(米麹/ストレートタイプ)80mL
    ・しょうゆ大さじ3
    ・しょうが(薄切り)3枚
    ・八角(あれば)1個
    ・ごま油大さじ1
    ● パクチー、白髪ねぎ各適量

    つくり方

     鶏むね肉の全体にフォークで穴をあけ、ジッパー付き保存袋に入れ、甘酒を入れて揉み込む。Aを加え、軽く揉み、冷蔵庫でひと晩おく。

     できれば鶏肉は1時間ほど室温に出しておく。フライパンに漬け汁、水1/2カップ、鶏肉を皮目を下にして入れ、中火で熱し、ふたをして沸いたら弱火にして、ふたをして5〜6分加熱する。

     上下を返してさらに5〜6分加熱する。火を消して耐熱のジッパー付き保存袋などに移し、粗熱をとる。薄切りにして盛り付ける。


    〈ポイント〉

    ● 肉を切った際、火が中まで通っていなかった場合は、電子レンジの低めのワット数で少しずつ加熱をして様子を見るようにしてください。


    次回は、おせちにも、ふだんの一品にも使える「甘酒ゆず大根」をご紹介します。

    楽しみにしていただけたらと思います。



    画像: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター/国際中医薬膳師
    発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。

    新刊『榎本美沙のみそ本』(主婦と生活社)が2025年11月に発売。

    そのほかの著書に、『毎日、水キムチ』(文化出版局)、『毎日の発酵食材レシピ手帖』(Gakken)、『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』『発酵あんことおやつ』(ともに主婦と生活社)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

    「榎本美沙の料理教室」
    https://online.misa-enomoto.com/

    ●YouTube
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
    ●Instagram
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/

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    『榎本美沙のみそ本 からだが整う自家製みそ仕込みとちょっと新しいみそ料理』(榎本美沙・著/主婦と生活社 ・刊)

    画像: フライパンで簡単おせち「甘酒鶏チャーシュー」のつくり方。甘酒の力で‟鶏むね肉”をしっとりやわらかに|榎本美沙の発酵暮らし

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