皮ごと、丸ごとおいしくいただく
オレンジケーキのつくり方
オレンジを皮ごと大きめに切って中に入れることで、香りと食感を楽しめるケーキに。
さわやかな酸味とアイシングのやさしい甘味、焼き菓子ならではの香ばしさがたまりません。

材料(縦18×横8×高さ8cmのパウンド型1台分)
| ● オレンジ(できれば国産のもの) | 1個 |
| 〈生地〉 | |
| ・バター(食塩不使用) | 120g |
| ・きび砂糖 | 90g |
| ・卵 | 2個 |
| ・薄力粉 | 120g |
| ・塩 | 少々 |
| 〈アイシング〉 | |
| ・純粉砂糖 | 80g |
| ・水 | 小さじ2と1/2~ |
下準備
・型にオーブンペーパーを敷く。
・オーブンを170℃に予熱しておく。
・バターは室温にもどしておく。
point
バターを室温にもどす際、かたまりだと時間がかかるため、スライスしてステンレス製のボウルに貼りつけると時短できます(季節や室温によるが、30分ほどでもどる)。

つくり方
1 小鍋にたっぷりの水とオレンジを入れて、中火で45分ゆでる(オレンジが湯から出ないように、湯が少なくなるようならその都度足す)。ゆでたら湯をきり、粗熱をとる。

point
湯の中でオレンジが大きく揺れない程度の中火でゆでます。グラグラ煮ると、オレンジの皮に亀裂が入り、多少、水けを含む場合があります。ただし、亀裂が入ったとしても、失敗ではないので、気にせずつくってください。
2 やけどに注意しながら1をくし切りにし、ヘタや種、ワタを取り除く。皮の部分が小豆~大豆くらいの大きさになるように、皮ごと切る。このうち、80gを取り分ける。

point
ワタもていねいに取り除くことで、ケーキの味に苦味が出るのを防げます。

3 生地をつくる。ボウルにバターを入れてハンドミキサー(低速)で混ぜる。きび砂糖を加えてざらつきがなくなるまで3~4分ほど混ぜる。
4 卵を溶き、3に大さじ1ほど入れてよく混ぜる。同様に大さじ1ずつ入れて、卵液をすべて混ぜ合わせる。
5 薄力粉、塩をふるい入れ、ゴムべらでさっくり混ぜる。粉っぽさが残っている状態で2を80g入れて、さらに混ぜる。
6 オーブンペーパーを敷いた型に5を入れ、表面を平らにならす。
7 170℃に予熱したオーブンで50分ほど焼く。竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がり。型から取り出して冷ます。
8 アイシングを用意する。ボウルに粉砂糖と水を入れて、練るように混ぜる。ゴムべらですくって、なめらかに垂れるくらいが目安。
〈NG〉
すくっても固くて垂れない

〈OK〉
とろりとスムーズに垂れる

point
はじめに水小さじ2を入れて混ぜ、小さじ1/2を足して状態を見ましょう。水は粉砂糖の中にじんわりと浸透するので足しすぎは注意。足りないようなら数滴を足します。
まずはケーキの中央に、手前から奥に向かってかける。かけてから固まるまではスピード勝負なので、迷わずかけるのがコツ。

奥までかけたら、手前に戻りながらケーキの右側にかける。

手前に戻ったら、再び奥に向かいながらケーキの左側にかける。

量が少ない部分に残りのアイシングをかける。ゴムべらでアイシングの流れを誘導しつつ、自然に垂れるのを待つ。固まったら完成。


▼小豆田マチ子さんの“冬の焼き菓子”レシピはこちら
〈撮影/林 紘輝 取材・文/太田菜津美(編集部)〉
小豆田マチ子(あずきだ・まちこ)

キャロットケーキ研究家、会社員。ベイクショップで出合ったキャロットケーキに魅了されたことをきっかけに、キャロットケーキづくりを楽しみ、オリジナルレシピを提案。著書に『いとしのキャロットケーキ まぜて焼くだけ、アイデア無限レシピ』(KADOKAWA)。愛猫のラムちゃん、ココちゃんとの暮らしを満喫中。インスタグラム@hanabana39







