• 材料と手間をできるだけ減らし、それでもおいしく、無理なく続けられる料理を。そんな考え方をまとめたのが、料理研究家・荻野恭子さんの著書『生涯現役!引き算レシピ』です。年を重ねても元気でいるために大切なのは、「自分で料理をつくって食べること」。材料数や工程を思いきってそぎ落とし、手と頭を自然に使いながらつくれるレシピが提案されています。今回は、本書のなかから「野菜と豚肉の重ね蒸し」のつくり方を紹介します。

    「野菜と豚肉の重ね蒸し」のつくり方

    画像: 「野菜と豚肉の重ね蒸し」のつくり方

    肉と野菜からにじみ出た蒸し汁は極上のスープです。残さずに召し上がれ。

    材料(2人分)

    ● かぼちゃ1/8個(150g)
    ● なす2本(180g)
    ● 豚バラ薄切り肉150g
    <たれ(混ぜ合わせる)>
    ・酢、しょうゆ各大さじ1
    ・砂糖小さじ1
    ・こしょう少量

    つくり方

     かぼちゃは種とわたを除き、1cm厚さに切る。なすはへたを除き、縦4等分に切る。

     耐熱の深皿にを並べ、その上に豚肉を広げながらのせる。

     蒸気の上がった鍋(※Memo参照)に深皿を入れ、ふたをして10分蒸す。仕上げにたれを回しかけていただく。

    Memo

    なべに器の高さの半分くらいまで水を入れて沸かし、蒸気が上がったところで器を入れて蒸すと手軽に蒸し物ができます。

    本記事は、『生涯現役!引き算レシピ』(荻野恭子・著/女子栄養大学出版部・刊)からの抜粋です。

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    『生涯現役!引き算レシピ』(荻野恭子・著/女子栄養大学出版部・刊)

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    材料と手間を最小限に一生続くおいしい習慣

    年を重ねると“なんとなく”料理を作ることがおっくうになり、これまで作っていた料理もやめてしまう......そんな中で、いくつになっても現役でさまざまな社会活動を続ける元気なシニアも増えています。健康長寿の最高の秘訣は「自分のごはんを自分で作ること」と考える荻野恭子さん。料理を作るためにはその準備段階からたくさん脳を使い、手先を使います。そこで、これからのシニアが無理なく料理を続けやすいように、材料と手間のそぎ落としを大研究。

    和洋中の定番のメーンのおかずから副菜、汁物まで、手ごろな価格の3つの主材料を使って、3ステップで作れるレシピをご紹介します。調味料も最小限。酒やみりん、スープの素なども使わない”引き算レシピ”です。

    本書の構成
    1章 定番のおかずがこんなに簡単!
    2章 中華のおかずがさっと作れます
    3章 ボリューム満点の野菜メニュー
    4章 「もみもみ」で野菜の副菜作り
    5章 毎日が楽しい! 食べることは生きること
    6章 あたたかい汁物



    <料理/荻野恭子 撮影/原ヒデトシ>

    画像: つくり方

    荻野恭子(おぎの・きょうこ)
    料理研究家、栄養士。高校生のときに食べたロシア料理の味に魅了され、それ以来、料理の道を極めるべく勉強を続けている。ユーラシアをはじめ、世界65か国以上を訪れ、家庭に入ってその国の食文化を学習する。その経験を活かして数々のオリジナリティあふれるメニューを提案。現在は103歳まで自立していた母の食生活もふまえ、「元気に歳をとるためには自分で料理を作って食べること」をテーマに絶賛発信中。「103歳の食卓」(プレジデント社)、「60歳からのおいしい完全食』(家の光協会)、「塩ひとつまみそれだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)など著書も多数。https://www.cook-ogino.jp

    書影、出典:『生涯現役!引き算レシピ』(女子栄養大学出版部)



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