(『何もしないでいるよりも』より)
気合を入れたり、ゆるめたり……
namytone流「スイッチ」アクション5つ
①コーヒーをいれる

コーヒー道具は時間をかけて集めてきたお気に入りばかり。コーヒーフィルターケースは「増田桐箱店」につくってもらった「namytone」オリジナル
わたしにとって朝のコーヒーは、その日を走り切るための「助走」のような役割を担っています。テスト前、何の教科から勉強したらいいのかわからないとき、とりあえずやる気を出すために好きな教科から取りかかったりしますが、その感覚と似ています。
ゆっくり味わうというよりは、弾みをつけるためのもの。やる気やモチベーションは体調や天候に左右されがちですが、これらを調整するのにコーヒーがひと役買ってくれるのです。
フリーランスになってから出勤することがなくなり、仕事とプライベートの境目がなくなってしまったものの、コーヒーをいれるという行為が、モードを切り替えるスイッチとしての役割もこなしてくれています。本日も湯気が立ち上るコーヒーを持って仕事部屋へ出勤。よし、がんばるぞ。




②朝日を浴びる

考え方も生き方もシンプルでいい。だって、朝日を浴びるだけで元気が出るのですから。
朝日を浴びるとセロトニンが分泌されるという科学的根拠もあると聞くけれど、難しく考えず、自然と体が喜ぶことをするだけでいいと思うのです。
たくさんの情報に囲まれているせいか、常に正解を探しながら生きているような気がして、ちょっと疲れるときがあったりします。
でも、本当に大事なことって、ほんのひと握りで、すごく身近にあるんじゃないかって最近思うようになりました。心が向くままにまっすぐ生きてみましょう。
③お香をたく

そうじを終えて、いい空気が回りだしたらお香をたきます。お香は数種持っていますが、よく使うのは、杉の葉でつくられた「馬場水車場」のお香。
お寺を思い出させてくれる香りに、ほっと癒やされるんですよね。ただ、灰をこまめに片づけるのはおっくうだったりするので、香灰を入れた清岡幸道さん作の片口酒器を香立てとして使用しています。
人の集中力は25分ほどといわれますが、このお香の燃焼時間はちょうどそれくらい。それを活かして、集中したいときの時計代わりとして使うこともあります。
本記事は『何もしないでいるよりも』(扶桑社)より抜粋しています
〈撮影/清永 洋〉
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40歳を目前に、公務員を退職しフリーランスに。
心地よさを大切に、日々を丁寧に味わいたい
ひとり暮らしを楽しむ、生活の工夫やインテリアの発信が同世代の働く女性の共感を集める、人気インスタグラマーが綴る 40歳を迎えた現在の、仕事、気持ち、暮らしの変化etc.…。「自分じゃなきゃできないことに、もっとこだわって生きてみたい」そんな思いから、16年勤めた消防士の仕事を辞めてフリーランスに転身。ときに、不安やモヤモヤに悩まされるなかで、前を向いて過ごすために実践している考え方や日々の過ごし方のヒントを紹介します。
namytone(ナミトーン)
1985年生まれ、福岡県在住のひとり暮らし。39歳で16年勤めた消防士の仕事を辞め、フリーランスに転身。SNS、YouTube等で発信する日々の暮らしやインテリアが同世代の女性の共感を集める。コーヒー豆や生活道具の販売、朝活コミュニティ「心を紡ぐ息をする会」の主宰も行う。著書に『オトナ女子の暮らしレシピ』『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』(ともにインプレス)がある。インスタグラム:@namytone YouTube:@namytone







