料理研究家・コウ静子さんの
私がいつも飲むお茶
コウ静子さんが育った韓国で家庭のなかで日常的に飲まれているのは「伝統茶」というもの。植物や薬草、果実を、干したり、漬けたり、煮出したりしていただきます。
なかには「茶外茶(ちゃがいちゃ)」という茶葉を使わないお茶もあり、天然生活2026年3月号でご紹介いただいた小豆とビーツのお茶もそのひとつです。

小豆とビーツのお茶 撮影/山川修一
今回はそのほかに、コウさんの冬の毎日に欠かせないお茶とコーヒーも教えていただきました。
体を温めるなつめ茶
「冬はなつめ茶もおすすめ。乾燥なつめを水でやわらかくなるまで煮て、つぶして果肉ごといただきます。なつめは皮がかたいので、私はそのままいただいてしまいますが、気になる方は皮を取り除いて。とろっとして、甘みがあり、体が温まります」
日々、お茶の時間を大切にしているコウ静子さんは、伝統茶以外にもさまざまなお茶を飲まれるそう。

料理家・コウ静子さん 撮影/山川修一
ほんのり甘味と酸味が飲みやすい「柿の葉茶」
「お煎茶もいただきますが、出雲から母娘でいらっしゃる生徒さんからいただいて気に入っているのが柿の葉茶。出雲の柿の葉をつかった、ほんのり甘みと酸味があって飲みやすいお茶です」

柿の生産者がつくっている手摘み柿の葉茶。使っているのは中国地方で古くから愛される西条柿の葉。「柿壺」https://kakitsubo.jp/ ※現在は商品名「ほろ甘 柿の葉茶」としてパッケージも変更となっている
香りがよい「コーヒー」
「実はコーヒーも大好き。鎌倉からいらっしゃる生徒さんからいただいた須藤珈琲のコーヒーは、香りがとてもよくておいしいです」

鎌倉の須藤珈琲の「エチオピア ゲイシャ」。希少性の高い品種「ゲイシャ」のコーヒー
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※コウ静子さんの「小豆とビーツのお茶」のつくり方ほか、冬の発酵食と保存食は、天然生活2026年3月号で詳しく紹介してします。
コウ静子(こう・しずこ)
料理家、国際中医薬膳師、茶人。母は韓国料理研究家の李映林さん。薬膳や韓医学を取り入れ、体を穏やかに整えるレシピを多数発表している。著書に『季節に寄り添う韓国茶』(グラフィック社)など。





