• 北欧で親しまれた折り紙アート「トランスパレント」で冬の窓辺を飾る、手づくり暮らし研究家・美濃羽まゆみさん。ほの暗くすこしさみしい和空間をほんのり華やかにしてくれる、冬ならではの楽しみを紹介します。
    (『天然生活』2025年5月号掲載)

    京町家の窓辺を、カラフルなペーパーアートで飾って

    京町家の縁側から庭を見つめ、窓にカラフルなペーパーアートを飾る美濃羽まゆみさん。赤や緑、黄色など、外の光が色とりどりの紙に透け、ほの暗くちょっぴりさみしかった和空間にほんのり華やぎがともります。

    これは、トランスパレントペーパーを折り重ねてつくる紙の模様。花や星などをかたどって、窓辺に吊るしたり貼ったりして楽しむものです。

    「色紙が光を通すので、きれいですよね。10年ほど前に友人のお宅に飾ってあったのが出合いでした」

    画像: 「冬は庭もさみしくなるので、窓にひとつふたつ飾るだけで室内の印象が変わります」。色の組み合わせを考えながら折り重ねていく過程も楽しい

    「冬は庭もさみしくなるので、窓にひとつふたつ飾るだけで室内の印象が変わります」。色の組み合わせを考えながら折り重ねていく過程も楽しい

    以来、破れた障子紙の上から貼ったり、子どもと一緒につくって部屋に飾ったり、いろいろな楽しみ方をしてきたそうですが、「やっぱり窓辺が似合う」と美濃羽さん。

    それも、「不思議と明るい夏より冬のやわらかい光の方がしっくりくる」と教えてくれました。

    折り紙アートで冬の窓辺を飾る

    画像: 「雑貨屋さんで折り方も載っているものを購入しました」。大きさよりパーツの多さが難易度を左右するそう

    「雑貨屋さんで折り方も載っているものを購入しました」。大きさよりパーツの多さが難易度を左右するそう

    透けた色紙でさまざまなモチーフをつくるトランスパレントは、家の中で過ごす寒い季節に美濃羽さんが楽しんでいる遊び。暗い室内を一瞬でにぎやかに演出できる手軽なアートでもあります。

    少ない光を最大限に生かせるこの飾りは、北欧などで親しまれてきたと伝わりますが、奥に長く光が届きにくい町家の窓辺にもぴったり。



    〈撮影/原 祥子 取材・文/山形恭子〉

    美濃羽まゆみ(みのわ・まゆみ)
    洋裁作家、手づくり暮らし研究家。家族と京都の町家で暮らす。洋服ブランド「FU‐KO basics.」の個展開催のほか、洋裁学校の講師など幅広く活動。『美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』(扶桑社)など著書多数。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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