ほろほろ食感の米粉クッキー

「薄力粉やバターをしっかりと使った食べ応えあるクッキーもおいしいですが、口に入れるとほろほろと崩れていく米粉クッキーの軽い食感がとくに好きで、家でもよくつくります」
そう話すのは、東京・三鷹台にある小さなお菓子屋「甘堂ふわ作」のパティシエ・照井昌子さん。
今日は、店頭にも並ぶこともある米粉のクッキーを、より簡単においしくつくれるようにアレンジした、とっておきのレシピを教えてくれました。
抹茶ときなこで和のおやつに

「まるで落雁のような口どけのよい食感は、米粉ならでは。抹茶ときなこの、控えめでやさしい和の甘さが、米粉を使ったクッキーの仕上がりととても相性がいいんです。日本茶と一緒に、おやつ時間を楽しむのもおすすめですよ」
生地づくりは、ボウルに材料を入れて混ぜるだけ。失敗知らずにおいしく完成します。
まんまるにする成型は、手のひらで挟むようにくるくる転がすと、あっという間につやつやの球体ができあがります。

「焼き時間はだいたい20分ほど。各家庭のオーブンのくせによっても多少差はでますが、焼き上がりは表面にうっすらひびが入ったぐらい」
最後に、抹茶やきなこの粉をまぶすので、そのひびもきれいに隠れ、コロコロとしたかわいい見た目に仕上がります。
「とっても簡単なので、お子さんと一緒におやつづくりで挑戦したり、友人への手土産につくったり、いろんなシーンで活躍するレシピです。ぜひお楽しみください」
ふわ作流
「抹茶ときなこの米粉クッキー」のつくり方

抹茶味の材料(約20個分)
| A | |
| ・米粉(製菓用) | 82g |
| ・アーモンドパウダー | 30g |
| ・きび砂糖 | 22g |
| ・抹茶パウダー | 8g |
| ・塩 | ひとつまみ |
| ● 太白ごま油 | 62g |
| ● デコレーション用粉砂糖(溶けないもの) | 約10g |
| ● 抹茶パウダー | 約5g |
きなこ味の材料(約20個分)
| A | |
| ・米粉(製菓用) | 74g |
| ・アーモンドパウダー | 30g |
| ・きび砂糖 | 22g |
| ・きなこ | 16g |
| ・塩 | ひとつまみ |
| ● 太白ごま油 | 58g |
| ● デコレーション用粉砂糖(溶けないもの) | 約10g |
| ● きなこ | 約5g |
下準備
・オーブンを165℃に予熱しておく。
・天板にオーブンシートを敷いておく。
つくり方
*以下の焼き時間や温度は約20個つくる場合です。
1 ボウルにAの材料を入れて、泡立て器で混ぜ合わせる。
2 1に太白ごま油を入れて、全体がなじむまでゴムべらで混ぜる。
3 なじんでまとまったら約10gずつに分けて、団子状に丸める。

分けておくと丸める作業がスムーズに

少し押して固めてから手のひらで丸める
4 オーブンシートを敷いた天板に3を並べて、165℃に予熱したオーブンで20分ほど焼く。焼けたら取り出して冷ます。
5 ボウルを2つ用意し、片方に粉砂糖と抹茶パウダーを混ぜ合わせたもの(きなこ味の場合は粉砂糖ときなこを混ぜ合わせたもの)、もう片方に3を入れる。2つのボウルを行ったり来たりしながら3にパウダーをまぶす。
〈ふわ作memo〉
パウダーのまぶし方
クッキーがほろほろしていてくずれやすいので、ボウルの中でパウダーをまぶすときはやさしく作業すると割れにくいです。

まずはクッキーをパウダーのボウルに

パウダーをまぶしたら元のボウルに

再びクッキーをパウダーのボウルに

ボウルを回してまんべんなくまぶす
〈料理/甘堂ふわ作 スタイリング/池 亜希子 撮影/星 亘〉
* * *
甘堂ふわ作(かんどうふわさく)

東京・三鷹台にある小さなお菓子屋さん。オーナーは照井由利子さん、パティシエは照井昌子さんの、姉妹が営むお店。昌子さんは製菓学校で学んだあと、洋菓子店やカフェの仕事を経て、独立。マルシェやイベントなどでお菓子を販売するようになり、2019年にお姉さんの由利子さんとともに「甘堂ふわ作(かんどうふわさく)」を開店。スコーンやマフィンにプリン、そして、季節のケーキなど、素朴でやさしい味わいのお菓子にじわじわとファンが増え続け、いまではたくさんの常連さんが通う地元の人気店に。
インスタグラム@kfuwasaku
●住所:東京都三鷹市井の頭2丁目7-1
●OPEN :水・木・土・日曜/12:30~20:00(お菓子がなくなり次第、終了)










