介護保険で手に入れた便利なアイテムと、使ってよかったサービス
こんにちは。介護とケアの本屋「はるから書店」の小黒です。
前回は、介護保険の申請についてお伝えしました
今回は、実際に私が介護保険を利用して購入したもの、利用したサービスをご紹介します。
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▼前回のお話はこちら
買ってよかった「シャワーチェア」
まずは購入したものから。それはお風呂で使う「シャワーチェア」です。
実はこれ、最初は購入を予定していなかったアイテムなのですが、我が家で1番長く使っていたものなんです。
当初、「お風呂場に手すりがあると便利なのではないか」と思い、ケアマネジャーさんからもらった福祉用具カタログのお風呂のページを眺めていました。
福祉用具専門店とは、介護サービスで利用できるアイテムをいろいろと取り揃えているお店です。専門の相談員の方がいるので、アドバイスもしてもらえます。
偶然カタログで目に入ったシャワーチェアを「手すりを検討するついでに」とお願いしました。依頼すると、相談員さんが家まで品物を運んできてくれます。
「早速試してみましょう」と、バスタブのふちに取り外し可能な手すりを設置してもらったものの、カタログから想像していたよりも大きく、狭い我が家の浴室では案外邪魔です。
相談員さんも「かえって足を引っ掛けてしまいそうで、危ないかもしれないですね」と曇り顔。これは「やめておこう!」とすぐ却下しました。試してみるって大事ですね。

実際に我が家で使っていた椅子。パナソニックエイジフリー株式会社の「ユクリア」という商品です
sumai.panasonic.jp取りよせたシャワーチェアは、座面が膝くらいの高さにあり、背もたれも付いているタイプでした。
一般的な浴室用の椅子はもっと座面が低くて、だいたい25cm〜30cmくらいだと思いますが、このシャワーチェアは50cm以上あります。
椅子に座るのも立ち上がるのも足腰への負担が少なく、転倒防止の面でもとても安心です。
当時、母はひとりで髪を洗うことが難しかったので、椅子に座った母の後ろに私が立ち、シャンプーをしていました。母がこのシャワーチェアに座ると、介助する私もとても楽だったのです。
椅子はワンタッチで折りたたむことができました。シャンプーや体を洗った後に母が立ち上がると、私が後ろでさっと椅子を畳み、端によけておけば邪魔にもなりません。
高さは調節することができます。我が家はこのタイプにしましたが、ほかに、肘掛け付きや、もう少し背もたれが小さいタイプもありました。
1週間程度お店のサンプル品を試した後、購入決定。お風呂で使うアイテムは衛生面への配慮から、基本的にレンタルではなく購入となります。
定価は3万円前後でしたが、介護保険を利用すると、負担額は所得に応じて1〜3割です。一旦定価で購入した後、申請をすると差額分が返金されました。
これは本当に買ってよかったです!
母のように麻痺があったり、身体に不自由があったりするわけではなくても、足腰が弱くなってきたシニアにとって、とても便利なアイテムだと思います。購入品なので、母が亡くなったあとも私がそのまま愛用していました。
※ 本記事は個人の体験に基づくものです。介護保険制度や利用できるサービス、身体状況への適応については、お住まいの地域の地域包括支援センターやケアマネジャーなど、専門の窓口へご相談ください。

小黒悠(おぐろ・ゆう)
1983年、東京都出身。服飾系専門学校を卒業後、貸衣装店勤務を経て、23歳で図書館に転職。その後20代〜30代に母親の在宅介護を経験。現在は会社員として働きながら、ケアや介護をテーマに「はるから書店」を個人で運営している。
はるから書店:
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