【7月27日】
日本からパリに必ず持って帰るもの
日本からパリに戻るときは自分用に、そして友達用に、日本の食材や消耗品をたくさん買って帰ります。
日本に帰国するたびにまとめ買いです。たぶん、切らしたことがない? 一度フランスのラップを使ってみて、改めて日本のラップに深謝!
絶対に買って帰る必需品は『一保堂(いっぽどう)茶舗』のお茶。
ほうじ茶は、日本でもパリでも毎日飲んでいるので大量買いです。
料理に欠かせない『茅乃の舎(かやのや)』の「野菜だし」は、じゃがいものグラタンやポタージュ類を作る際の味の決め手。
フランス人の友達に差し上げても喜ばれます。
大好きな味付け海苔や『ヨックモック』、小さいときから食べている『銀座 松﨑煎餅』の「江戸草加 海苔巻」も必須。
海苔巻きは自分のおやつにしたり、おみやげとして差し上げたり。
スーパーマーケットで買える「歌舞伎揚げ」や次女が好きな「キットカット」も忘れずに荷物に入れます。
おにぎり用の昆布の佃煮や「のりたま」、甘めの梅干しや乾麺の細いうどんもパリで常備。
ドラッグストアも必ず帰国前に立ち寄る場所で、「サランラップ」や「ジップロック」、綿棒に使い捨てカイロ、癖になる歯磨き粉の「クリーンデンタル」などを大量に。
あとは、私はスーツケースの荷物の仕分けに風呂敷を使っていて、夫も愛用していますが、かわいい柄のものをフランス人の友人におみやげにすることもあります。
本記事は、『366日 日々を楽しむフランス暮らし』(中村江里子・著/すばる舎・刊)からの抜粋です。
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パリで暮らし始めて今年で27年。季節の移ろいを家族と歩んだ等身大の生活模様を一挙公開
フジテレビのアナウンサーを経て、家族とともにパリや、南仏の別宅で長く暮らしてきた中村江里子さん。中村さんというと、セレブリティでラグジュアリーなイメージを抱く人が多いが、決してそれだけの方ではない。まじめで、地道に、コツコツと。
働く母親が多いパリではお手伝いさんの力を借りることが多いが、中村さんは任せきりにするのではなく、家事も子育ても仕事もできるかぎり自分の手で行い、手を抜かない。本人曰く、自分が育った時代の日本の子育てしか知らないので、パリでもその感覚でお母さんをしてきたとのこと。
3人の子どもたちを母乳で育て、試験など子どもたちの大事な日には火打ち石で送り出し、好物のしょうが焼きを作って出迎える。おしゃれな夫のバルトさんがこだわるシャツのアイロンがけも、80年代、90年代のジャパニーズポップスを口ずさみながら自分で行ってきたそう。
曾祖母、祖母と四世代で同居していた東京の実家で培われた「もったいない精神」も健在。古くなった衣類やタオル、歯ブラシは掃除用にストックして使い切る。家計簿も結婚以来続けているという。
恵まれた環境、容姿に甘んじることなく、きちんと地に足の付いた生き方は、まさに強くてたくましい「昭和の母」。もともとお話もおもしろく、文章もお上手だが、そこにパリの日常で磨かれたセンスやウイットが相まって、さらにタフネスエレガンスに。
本書では、フランスの行事や働き方、バカンス、衣食住や学校の様子、家族の風景など、そんな中村さんの日常の記録を歳時記形式で綴っている。ところどころにフランス人もリスペクトする日本の素晴らしさ、日本とは真逆の考え方、記念日の過ごし方なども織り交ぜ、日本とフランス両方のよいところを上手に取り入れている中村さんの暮らしを紹介する。
多くの女性たちにとって永遠の憧れの地であるフランスの魅力、さらにはそこで生きてきたひとりの日本女性の魅力を伝える1冊。

中村江里子(なかむら・えりこ)
1969年東京生まれ。立教大学経済学部卒業後、フジテレビのアナウンサーを経て、フリー・アナウンサーとなる。2001年にフランス人のシャルル・エドワード・バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す。現在は22歳、19歳、15歳の3人の子どもの母親でもある。パリと東京を往復しながら、テレビや雑誌、執筆などで活躍中。抜群のセンスを買われ、商品デザインやプロデュースも多く手掛けて好評を博している。支持する層は厚く、親子2代、3代というファンも多い。著書には、パーソナルマガジン「セゾン・ド・エリコ(中村江里子のデイリー・スタイル)」(扶桑社)をはじめ、多数がある。現在、ブログ60万PV、インスタグラムフォロワー数28.1万人、ユーチューブ登録者数8.05万人(2026年2月28日現在)
◾️ブログ:中村江里子オフィシャルブログ
◾️インスタグラム:@eriko.nakamuraofficial
◾️ユーチューブ:中村江里子のフランス暮らし







