(『パリを持って帰ろう』より)
食べもの、雑貨、お土産…
買ってきたものを記録に残そう!
「買ってきたものを記録に残す」。これ、本当におすすめです。
ケーキなど食べてなくなっちゃうものは、宿泊先にフォトスポットを探して写真を撮っときましょう。
ケーキが入った箱ごとでもそれはそれでかわいいけど、わたしは日本から軽い木製のお皿を1枚、洋服の間に入れて持って行きます。
箱のまま食べるよりお皿にのせた方が断然かわいいし、ケーキだってうれしいと思う。

帰国後も、《食べもの部門》《雑貨部門》あと《お土産部門》と、食べてなくなっちゃう前に、お土産で配っちゃう前に、ぜひパチリと。
購入品をばーっと広げた様は思っていたよりきっと圧巻よ!
記録に残す理由? 旅の楽しみが続くから、です。

わたしのパリツアーの参加者さんたちにも推奨していて、帰国後グループラインで写真を共有。
「えー! すごいたくさんお買い物しましたね」「わたしも次パリに行った時はそれ買います」「おいしかったですか?」「やっぱり買ってくればよかったな…」って、とても盛り上がります。
あと、わたしは誰に何をお土産で差し上げたか? もスマートフォンに記録しています。
出発前はいろいろ下調べしたりと準備からとても楽しいでしょ。旅行中は毎日が充実していてもちろん楽しい。帰国後…、現実に引き戻されて抜け殻になりませんか? はぁ…。楽しい時間が終わっちゃったな、ってため息も出ちゃうよね。
その楽しかった旅の思い出の中にいつでも戻れるように記録を残すのです。
きっと口元はニンマリとしているよ。そして次の旅の妄想が始まるのです。
記録に残したパリのおいしいあれこれ

バターが人気の(ヨーグルトもおいしい)「BORDIER/ボルディエ」のこちらもおすすめ。もう1枚、もう1枚って、あっという間になくなっちゃうよ。プレーンもチョコレートコーティングもぜひお試しあれ!

15区にある「Max Poilâne/マックス・ポワラーヌ」のサブレはこの手のひらサイズがお土産に最適。もっちろん味もお墨付き(わたしの)。

(ナイショにしたいなぁ~。)「Poilâne/ポワラーヌ」のこの板状のチョコレートがはさまっているものがおいしいって。

「SEBASTIEN GAUDARD/セバスチャン・ゴダール」のクッキー。個包装になっているから湿気防止にもバラまき土産(好きな言葉じゃないけど)にもいい。
本記事は『パリを持って帰ろう』(扶桑社)からの抜粋です
桜井かおり(さくらい・かおり)
エッセイスト。大手損害保険会社勤務を経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が訪れる。「カフェロッタ」は2021年9月末に建物の老朽化のため、惜しまれつつ閉店。現在は、文筆業や、買い付けなどを行うほか、61歳からパリツアーを再開して大好評。「楽しみは見つけるもの」などをテーマに、全国各地で講演会も行う。著書に『カフェロッタのことと、わたしのこと』『愛してやまないカフェロッタのことと、わたしのこと』『マダム・ロッタとパリ行かない?』(すべて旭屋出版刊)がある。天然生活webでは「桜井かおりの雑記帖“楽しみは見つけるもの”」を連載中。
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渡仏歴30回以上。旅行者の目線で楽しむ、最新パリ旅案内
渡仏歴30回以上、パリを知り尽くした「カフェロッタ」元オーナーでエッセイストの桜井かおりさん。60歳を過ぎて、旅の楽しみ方も少しずつ変化しているといいます。パリに行くと毎回買って帰るもの(持って帰るために日本から持っていくもの)、季節で楽しみにしているもの、お気に入りのカフェやクロワッサン、必ず行くマルシェ、機内を快適に過ごすための工夫、防犯対策、トイレ事情など、桜井さんのリアルなパリ旅を、1冊にまとめました。
桜井さんが撮影したパリの写真は、温かく、やさしい。ページをめくるだけで、しあわせな妄想パリ旅行が楽しめます。そして、きっと、読んでいるうちにパリ旅行がしたくなるはずです。行く前も、帰ってからも、どこにいてもパリを感じられる、「パリを持ち帰る」ための、新しいパリ旅ガイドです。







