(『別冊天然生活 梅仕事と四季の保存食』より)
真藤舞衣子さんが毎年欠かさない「梅仕事」

真藤舞衣子さんの暮らしに欠かせない「保存食」。
旬の恵みを、ひと手間かけて「未来の自分への贈り物」として、瓶に詰めておきます。
そうした保存食が冷蔵庫や棚に並ぶのを見るだけで、不思議と安心感が生まれます。
保存食づくりで一番忙しいのは、初夏から夏にかけて。なかでも、毎年欠かせないのが「梅仕事」です。
こちらの記事では、真藤さんの梅のレシピの中から「ブランデー梅酒」のつくり方をご紹介します。
小梅または青梅で
「ブランデー梅酒」のつくり方

ブランデーでつくる梅酒は、豊かな香りとまろやかなコクが生まれ、飲みやすい口あたりに仕上がります。お菓子づくりの隠し味にしても◎。
材料(つくりやすい分量)
| ● 小梅(または青梅) | 500g |
| ● きび砂糖 | 300g |
| ● ブランデー | 700mL |
つくり方
1 梅はへたを竹串やつまようじでやさしく取り除く。水で洗い、水けをていねいにふき取る(カビの原因になるため)。
2 煮沸消毒した瓶に梅ときび砂糖を交互に入れていく。
3 上からブランデーを注ぐ。梅のエキスが出てきび砂糖が溶けてくるが、下にきび砂糖がたまりやすいので、2~3週間ほどは1日1回上下逆さにしたり、揺すったりして混ぜる。常温で3カ月つけ込めば完成。ロックで、またはソーダなどで割っていただく。
保存の目安:常温で2~3年
※それ以上でも可
本記事は『別冊天然生活 梅仕事と四季の保存食』(扶桑社)からの抜粋です
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天然生活の人気企画が一冊になりました。料理家・真藤舞衣子さんの、少量でつくる、シンプルでつくりやすい保存食と、保存食を使ったレシピ。あわせて75品です。
料理家の真藤さんにとって、保存食をつくるということは、時間を味方につける作業です。ふだんの生活では、発酵の力なども借りて「食材をむだなく食べきるため」に役立ちます。 食材が多くとれる季節は「未来の自分への贈り物」として、瓶に詰めておきます。「いつでもおいしいものがある」という心の余裕が、日々の暮らしに豊かさを与えてくれるのです。 この本から、自分が食べたいものを見つけて、ほんの少しの時間を保存食づくりにあててみてください。自然の恵みをむだにせず、未来の自分を助けてくれることができるでしょう。
〈撮影/清水奈緒〉

真藤舞衣子(しんどう・まいこ)
東京生まれ。料理家・発酵研究家。会社勤務を経て、京都・大徳寺内塔頭にて茶道や畑仕事を中心とした生活を送る。その後、フランスのリッツ・エスコフィエにてディプロマを取得。都内の菓子店勤務を経て、カフェサロン、料理教室を主宰し、雑誌や書籍などで幅広く活動。料理を通じて、環境に配慮した暮らし方や食育を提案している。著書に、小泉武夫氏との共著『サバの味噌煮は、ワインがすすむ』(日経プレミアシリーズ)、『つくりおき発酵野菜のアレンジごはん』(主婦と生活社)ほか多数。
インスタグラム:@maikodeluxe






