• 手づくり暮らし研究家の美濃羽まゆみさんに、庭づくりのお話を聞きました。生ごみをたい肥に変えるコンポストや、雨水を暮らしに役立てるタンクなど、「まずは小さくやってみる」のが美濃羽さん流。試行錯誤しながらも、気づけば庭に小さな循環が生まれていました。そのしくみとアイデアをご紹介します。

    変化し、循環する庭へ。雨水タンクとたい肥で育む、小さな暮らし

    昨年の夏からは、この庭に新たなアイテムをひとつ増やしました。それが「雨水タンク」です。

    夏になると草木の水やりを兼ね、涼を得るため庭に朝夕打ち水をするのですが、かなりの水道水を使うことが気になっていました。

    このタンク、容量は110Lと小ぶりですが、朝晩撒いて1週間分ぐらいは賄うことができます。

    ゲリラ豪雨の続いた昨夏は、半日でタンクがいっぱいになったことも! 飲用には向きませんが、トイレの排水など災害時にも有用なのではないかと思います。

    画像: 両手に抱えるほどの雨水タンクはネットで購入し、ホームセンターでホースやブロックを買いそろえて自分で設置しました。市町村によっては補助金が出る自治体もあるようです

    両手に抱えるほどの雨水タンクはネットで購入し、ホームセンターでホースやブロックを買いそろえて自分で設置しました。市町村によっては補助金が出る自治体もあるようです

    ウッドデッキは、いまでは息子との家庭菜園場として活躍中。

    先日もじゃがいもを植えたところで、夏はおくらや山椒、しそなどを育てて役立てています。

    それらはほぼ、コンポストでできたたい肥で栄養を賄えていて、小さいながらもしっかりと循環が生まれていることがうれしいです。

    画像: ウッドデッキの一画が小さな菜園に。いつの間にか、植物の成長をチェックするのが息子の日課となりました

    ウッドデッキの一画が小さな菜園に。いつの間にか、植物の成長をチェックするのが息子の日課となりました



    〈写真・文/美濃羽まゆみ 構成/山形恭子〉

    画像: 庭から教わった「手入れ」の大切さ

    美濃羽まゆみ(みのわ・まゆみ)
    服飾作家・手づくり暮らし研究家。京町家で夫、長女ゴン(2007年生まれ)、長男まめぴー(2013年生まれ)、猫2匹と暮らす。細身で肌が敏感な長女に合う服が見つからず、子ども服をつくりはじめたことが服飾作家としてのスタートに。

    現在は洋服制作のほか、メディアへの出演、洋裁学校の講師、ブログやYouTubeでの発信、子どもたちの居場所「くらら庵」の運営参加など、多方面で活躍。著書に『「めんどう」を楽しむ衣食住のレシピノート』(主婦と生活社)amazonで見る 、『FU-KO basics. 感じのいい、大人服』(日本ヴォーグ社)amazonで見る など。

    ブログ:https://fukohm.exblog.jp/
    インスタグラム:@minowa_mayumi
    voicy:FU-KOなまいにちラジオ

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