うっかり割ってしまったお気に入りの器も、あきらめなくて大丈夫。特別な技術がなくても挑戦できる「簡易金継ぎ」なら、短時間で美しく修復できます。難しそうに見える金継ぎも、現代の材料を使えば気軽に。必要な道具や基本の手順、きれいに仕上げるコツを日本金継ぎ協会の小熊綾さんに教えてもらいました。
B. 破片を接着する
1 エポキシ接着剤をA剤B剤同量とり、混ぜる。

2 へらでエポキシ接着剤を点状に置いたら、それを満遍なく塗り広げる。

3 割れた破片と器の割れ目をぎゅっと押し付けるように合わせ、少しぐりぐりと微細に動かしながら、ぴたりと合わさる位置を見つける。


4 マスキングテープで、器の外側から割れ目を覆うように留め、ゆがみを防ぎながら、接着剤を10分ほど完全に乾燥させる。テープの上から触って、ゆがみがないかチェックするとよい。


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〈監修/小熊 綾 撮影/鈴木江実子、山川修一(TOP画像) 取材・文/秋山香織 取材協力/うつわ 御結〉

小熊 綾さん(おぐま・あや)
金継ぎアーティスト。東京・南青山の器ギャラリーのアトリエ「うつわ 御結 HANARE」にて、日本金継ぎ協会主宰の金継ぎワークショップの講師を勤め、国内外の人たちに向けて金継ぎの精神から技術まで広めている。開催日などの情報は、日本金継ぎ協会ホームページ(https://japankintsugi.com/)を参照。





