• 形がいびつだったり傷がついたり、収穫量が多すぎる野菜は廃棄されることも珍しくありません。料理研究家3人のユニット「あすまるさんキッチン」は、そんな「もったいない食材」を引き取って「日もちのするおいしい食品」へ加工したり、使い方の提案をしたりしています。今回は家庭でおすすめ「きゅうりの甘酢炒めのつくり方」と「きゅうり100本以上を商品化するお話」を紹介します。

    曲がったきゅうりが100本以上。夏の成り物野菜は収穫が間に合わない

    こんにちは。「あすまるさんキッチン」のヤミーです。

    料理研究家としてレシピ開発やメニュー提案、料理教室を主宰しながら、同じく料理研究家のほりえさわこさん、中元千鶴さんと「あすまるさんキッチン」というユニットを組んで活動しています。

    農家さんとのご縁をきっかけに、形や傷などの事情で出荷できない野菜を引き取って、加工・販売やレシピ提案など、フードロスへの取り組みを行っています。

    画像: あすまるさんキッチンには、商品化できないきゅうりが一度に10~20kg(100~200本)届きます

    あすまるさんキッチンには、商品化できないきゅうりが一度に10~20kg(100~200本)届きます

    夏の時季は、「成り物野菜(なりものやさい)」といって、きゅうり、トマト、なす、ピーマン、かぼちゃ、おくらなど、次から次へと、収穫が間に合わないほど実ります。

    以前、仕事で出会った、農業に従事する女性グループ「伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会」でも、夏の野菜のなかで最も困るとおっしゃっていたのが「きゅうり」でした。

    出荷できないきゅうりをサラダにするのも漬物にするのも飽きてしまい、もて余しているとのこと。

    画像: スーパーでは見ることのない、大胆に曲がったきゅうり

    スーパーでは見ることのない、大胆に曲がったきゅうり

    私たちの元にも、初夏から秋まで、各地の農家さんからきゅうりが届きます。

    「あすまるさんキッチン」で引き取った食材を加工するときは、おいしくて“日もちする”ことが前提です。加工方法は3人で相談します。商品化したときに需要があるか、販売しやすいかどうかもポイントです。

    画像: どのように加工したらおいしく日もちさせることができるか、試行錯誤してきました。上側は冷凍実験。丸ごと冷凍、形違いによる冷凍でどう違うかテスト。下側はピクルスの味違いの試作

    どのように加工したらおいしく日もちさせることができるか、試行錯誤してきました。上側は冷凍実験。丸ごと冷凍、形違いによる冷凍でどう違うかテスト。下側はピクルスの味違いの試作

    きゅうりは新鮮であればあるほど加工したときにおいしいので、届いたら大急ぎで調理を始めます。

    一度に大量に届くので、お手伝いしてくださる友人・知人などレスキュー隊が来られない場合は、3時間、きゅうりをきざみ続けることも。

    今回は家庭用に、きゅうりをたくさん消費できるレシピをご紹介します。ごはんに合う、冷やしてもおいしい、つくりおきおかずにもなる、知っていると便利な一品です。

    あすまるさんキッチン主催「あすマルシェ」開催!

    未利用の野菜や果物でつくったお惣菜とスイーツが並び、会場のアグリス成城(貸農園)や近郊の農家の朝採れ新鮮野菜、あすまるさんキッチンの3人がつくる大人気「ベトナム風サンドイッチ・バインミー2種」も。当日は特別に「アグリス成城・貸農園エリア」の見学ができます。テイクアウトの他、イートインスペースの利用もOK!

    【開催日時】
    8月23日(日)11:00~17:00
    11:30~「フード」スタート
    14:00~「野菜の詰め放題」スタート

    【会場】
    アグリス成城2F
    住所:東京都世田谷区成城5−1-1
    ※小田急線「成城学園前」駅 西口正面(バスロータリーの先)

    アグリス成城HP
    https://agris-seijo.jp/


    <料理/あすまるさんキッチン 撮影/あすまるさんキッチン、さくらいしょうこ(きゅうりジェラートの商品、きゅうりジェラートプロセス、プロフィール) 文/ヤミー>

    明るく、楽しく、おいしく
    あすまるさんキッチン

    画像: 左から中元千鶴さん、ヤミーさん、ほりえさわこさん

    左から中元千鶴さん、ヤミーさん、ほりえさわこさん

    料理研究家・ヤミー、料理研究家/栄養士・ほりえさわこ、ヘルシー料理研究家/ライター・中元千鶴(なかもと・ちづる)の3人ユニット。規格外を廃棄するのではなく、個性ととらえて、その特徴を活かした料理を提案したい、せっかく手をかけて育ててくれた農作物をむだにしたくない、そんな思いから『あすまるさんキッチン』プロジェクトを2022年7月に立ち上げる。料理研究家としてのレシピ開発の経験を活かし、料理の制作・販売、生産者・企業の商品開発やブランディングのサポート、メディア出演、イベント企画、講演、セミナー講師などを通して“もったいないをおいしいに変える”フードロス削減活動に取り組む。「形がいびつでも、傷があっても、おいしく食べられる食材はすべて、捨てられることなく活用される社会になっていくといいなと思います」。

    あすまるさんキッチン
    インスタグラム@asumarusun
    HP もったいないをおいしいに!“あすまるさんキッチン®︎”

    ヤミー
    インスタグラム@ym_3stepcooking

    ほりえさわこ
    インスタグラム@horiehiroko.sawako

    中元千鶴
    インスタグラム@chizuru.nakamoto


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