たこのこと

低脂肪・高タンパクで、タウリンを豊富に含む「たこ」。日本では古くから親しまれてきた食材です。夏の栄養補給にも適しているといわれ、この時季になると食べたくなる食材のひとつです。
刺身や酢の物、たこ飯、唐揚げ、たこ焼きなど幅広い料理で楽しまれ、加熱することで生まれるほどよい弾力と、噛むほどに広がるうま味が魅力です。主な産地には兵庫県の明石や北海道、三陸などがあり、それぞれ食感や風味に個性があります。
また、「多幸(たこう)」の語呂合わせから縁起物としても親しまれ、お祝いの席やおせち料理にも登場します。身近でありながら奥深い味わいをもつ、日本の食文化を支える食材です。
たこのラグーパスタのつくり方

辛味はお好みで。赤とうがらしを多めに入れてもおいしい。
材料(つくりやすい分量)

| ● ゆでだこ(頭と足) | 400g |
| ● ベーコン | 50g |
| ● にんにく(みじん切り) | 大さじ1 |
| ● オリーブオイル | 大さじ1 |
| ● 三温糖 | 小さじ1 |
| ● 玉ねぎ(みじん切り) | 1カップ |
| ● 赤とうがらし | 2cm |
| ● オレガノ | 小さじ1/2 |
| ● バジル(フレッシュ) | 2茎 |
| ● 赤ワイン | 1/4カップ |
| ● トマト水煮缶 | 280g |
| ● ナンプラー | 大さじ1 |
| ● 塩、白こしょう | 各少々 |
| ● パスタ | 適量 |
つくり方
1 たこをフードプロセッサーで粗くきざむ。ベーコンは粗みじん切りにする。

2 深めの鍋にベーコンを入れ、中火で脂が出るまで炒める。オリーブオイル、にんにくを加え、1のたこを入れて炒める。玉ねぎ、オレガノ、小口切りにした赤とうがらしを加え、バジルを手でちぎりながら加えて炒める。


3 三温糖を加減しながら加え、鍋底を焦がさないよう木べらで混ぜながら炒める。赤ワインを加え炒め、つぶしたトマトを加え、20分ほど弱火で煮込む。ナンプラーを加えて味をみて、塩、こしょうでととのえ、火を止めて味をなじませる。


4 表示どおりにゆでたパスタを器に盛り、3のソースをかけ、あればバジルの葉を飾る。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/編集部〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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