• だんだん歳を重ねると、胃腸の衰えやストレスで食事をたくさん食べられない、栄養の偏りが気になるなんてことはありませんか。管理栄養士国際中医師、国際中医薬膳管理師でもある植木もも子さんから、栄養補給は三食からだけでなくおやつを上手に使う方法を教えていただきました。
    (『少食さんの栄養のとり方 季節と体調に合った食事法』より)

    おやつの力を借りて栄養を摂る

    間食を大切な栄養補給のチャンス(補食)ととらえることで、不足しているエネルギーや栄養を補うことができます。

    たとえば、スーパーなどでも手軽に買える焼きいもは、少食の人にぴったりのおやつです。じっくり加熱したさつまいもは甘みが強く、少量でも効率よくカロリー(エネルギー)やビタミンCを補うことができます。

    焼きいもと同じように、かぼちゃの煮物に小豆を添えたり、市販のカステラにチーズのマスカルポーネをのせたりするのもおすすめです。

    栄養価の高い卵たっぷりのカステラにクリーミーなチーズの組み合わせは、まさに栄養の宝庫。食べやすいだけでなく、少食の人に不足しがちなタンパク質やカルシウム、良質の脂質を効率よく補給できます。

    調理の手間は一切なく、おやつに“ちょい足し”するだけで、体力を支える頼もしい一品になります。 

    食物繊維で腸内環境を整え、バターでカロリーを補う
    「焼きいもバター」のつくり方

    画像: 食物繊維で腸内環境を整え、バターでカロリーを補う 「焼きいもバター」のつくり方

    材料(1人分)

    ● 焼きいも(市販)1切れ(3cmほど)
    ● バター5~10g
    ● メープルシロップ(はちみつでもOK)大さじ1

    つくり方

     焼きいもは縦半分に切り、ラップをかけてレンジで1分(600W)温める。

     バターをのせ、メープルシロップをかける。

    マスカルポーネでカルシウムを補給
    「カステラマスカルポーネ」のつくり方

    画像: マスカルポーネでカルシウムを補給 「カステラマスカルポーネ」のつくり方

    材料(1人分)

    ● カステラ1切れ
    ● マスカルポーネ(クリームチーズでもOK)大さじ2
    ● コーヒーシロップ(あれば)適宜

    つくり方

    カステラを半分に切って皿にのせ、マスカルポーネをのせて、シロップをかける。

    本記事は『少食さんの栄養のとり方 季節と体調に合った食事法』(池田書店)からの抜粋です

    ※1歳未満の乳児に、はちみつ及びはちみつを含む食品を与えるのは避けてください。

    * * *

    『少食さんの栄養のとり方 季節と体調に合った食事法』(植木もも子・著/池田書店・刊)

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    <撮影/原田真理>

    植木もも子(うえき・ももこ)
    管理栄養士、国際中医師、国際中医薬膳管理師。薬膳の基本は中国の伝統医学で、その柱は「人は自然と共存し、共鳴していかされている」ということ。「おいしく!賢く!楽しく!健康に!」をモットーに、薬膳と栄養学の両方を取り入れた季節の料理を通して、「わかりやすい薬膳」を広めることを使命として活動している。著書に『薬膳おむすび』『薬膳おみそ汁』(ともに家の光協会)、『疲れを癒やす薬膳スイーツ』(インプレス)、監修書に『増補新版 薬膳・漢方&食べ合わせ手帖』(西東社)など多数。
    インスタグラム:@ taohua_chakan



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