(『天然生活』2014年8月号掲載)
いろんな服に合うニュートラルなかご
角が割れたり、編み目がほつれてしまったり。そのたびに修理をしながら、宮田さんがもう7~8年使いつづけているのは、かご作家・大橋郁子さんの作品。
素材は籐で、「開き網代編み」という編み方。横幅は広いのに厚さはかなり薄いという、独特のサイズバランスが目をひきます。
「一見難しそうに思えますが、ジーンズみたいなカジュアルにも、きちんとしたよそ行きの服にも合わせやすい。A4サイズが納まるので、出張などにも重宝します」
この日は、「アトリエ・ユヌプラス」の服に合わせて。ナチュラルなかごスタイルとはひと味違う、モダンな雰囲気が新鮮です。
布小物作家 石川ゆみさんの、私の夏かごスタイルへ ⇒
「atelier naruse」デザイナー 成瀬文子さんの、私の夏かごスタイルへ ⇒
アタッシェ・ド・プレス/KOディレクター 岡本敬子さんの、私の夏かごスタイルへ ⇒
イラストレーター 石坂しづかさんの、私の夏かごスタイルへ ⇒
革作家 華順さんの、私の夏かごスタイルへ ⇒
「si-si-si」デザイナー 平井慶子さんの、私の夏かごスタイルへ ⇒
<撮影/中島千絵美 取材・文/田中のり子>
宮田法子(みやた・のりこ)
夏至主宰。100年の歴史を持つ日本家屋を甦らせた白い空間。その古く新しい空間にて、作家による手仕事品をご紹介しています。工芸とファッション、工芸とアクセサリー、手仕事を通し、表現となり得るファッションをご提案致します。
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取材・文/田中のり子(たなか・のりこ)
衣食住、暮らしまわりの編集・ライター。編集を担当した本は、ワタナベマキさん著
『旬菜ごよみ365日』(誠文堂新光社)など多数。著書に『暮らしが変わる仕事』(誠文堂新光社)がある。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです